先日、もういい加減に見ないと、と思って、2話から20話まで一気に見た。倒れるかと思った。(^▽^;)

途中、一部早回し。だって、ケンジが閉鎖空間で悩むシーンとか見たくないんだもん。ケンジって、絶対小学生のとき、学級委員だったね。部活は部長だね。生まれつきのリーダータイプ。それもぐいぐい引っ張っていくタイプじゃなくて、全体を見て一人一人を考えて、最良の目標を設定して、自分は裏方に徹して・・・って、ケンジ、超いいやつじゃん!!


で、相変わらずムッタの声がちがーうと思いつつ、星加さんの声も違うし、違和感もんもんです。

でも、第13話の3次元アリは、色つき動きつきのアニメの良さが生きていたと思った。と思いつつ、漫画を読んだときの、ムッタの「抗議しない」選択への感動とはまた違う。漫画のとき、じーんとしたよ。


で、3次元アリです。

私は自分が3次元アリとは言いませんが、社会に出たら、「抗議をしない」選択しかないと感じること多いと思う。

教育学部だったから、1次元アリは2次元アリに引き上げ、2次元アリは3次元アリに引き上げるという考え方&テクニックを学んだわけなの。

自分が部下を持ったとき、教育学部的発想でいい上司になろうとしたけれど、いやあ、難しかった~。基礎学力も違うし、人生観も違うし、人生経験も仕事に求めることも違うしさ。

それより同僚とか上司ね!

部下なら分かり合えなくても、ある程度行動をコントロールできるけれど、同僚、上司はね!

それでも会社なら「売り上げアップ」という単純な目標があるから、ある程度の説得は出来る。

これが、親戚関係、近隣問題になったら、どうよ?

まさに次元が違う。


自分自身がある部分で1次元アリで、3次元アリの人をいらいらさせているかもしれないが、ある部分では3次元アリで、なんとか3次元の発想や考え方、行動を理解してもらおうと努力して、でもやっぱり理解してもらえなくていらいらする。ま、普通の人はこんな感じだと思う。


そして、理解してもらおうと努力しても努力しても、それがかなわない苦しみを、ま、だいたいの人は味わっていると思う。


それをわかった上で、「ヒビトがもうすぐ宇宙に行く。抗議はしない。」といえるムッタは、むなしい苦しみをたくさん味わって、そして自分の夢を目指す人だな、そういう人から出てくることばだな、と思ったのさ。


この3次元アリの話が、今のところ私は宇宙兄弟で二番目に好きなエピソード。

一番目はうどんを打つところよ!!!ぶーぶー