今回お世話になるお宿【レジーナリゾート伊豆無鄰】に到着しました。
きよと「初めてのお宿ですね

此処に泊まれるですか
。」
きよと「こちら『やまぶき』になるでーす

」
きよと「ザ・日本🇯🇵ですね。野生リスも居たですよ。」
きよと「玄関も広いですね

」
きよと「ボクの席

」
生まれた頃からダイニングテーブルに椅子、ソファーがある生活をして来た世代。
だので完ぺき20年ほど前からは、古民家だけど内装はソファーがある生活しやすいスタイルの旅館を、わざわざ探して泊まり歩いてきたのだ。
あろうことにこんな処で出会うとは、お久しぶりの座椅子ちゃん
父ちゃん大丈夫だろうか

籐の椅子はありました。(以前はこれもなかったそうです。)
きよと「ボクの席

」
露天は熱川温泉から引いた源泉掛け流し温泉になります。内風呂は湧き水を沸かしたものだそう。
きよと「これは最高ですね

」
犬宿での露天は此処、ナンバーワンです。
温度がちょうどいい上、中からも源泉が入ってきて、温かさが均一であるよう工夫されています。
きよと「景色もいいですよ

」
ベッドルームもあります。おーぃこっち向け

きよと「このイケワンは誰ですか

」
・・・アホっ

この後散策がてらドッグランに行ったところ、鍵が掛かっており入れず

マジですか
散歩後は水を飲みながら寝落ち
さて、れなちゃんとだけ宿に戻り、気になっていたことを。
実は【愛犬の駅】にてうんPをお尻につけたことに気付き、簡単に水洗いしていた。
16歳にもなると後脚が弱くなり、うんPをするときに座りながらしてしまうことがままある。
すると片付けるうんPは見当たらないが、れな自身からうんP臭がして付けてることに気付くこともある

だのでお尻をキレーにしてあげようと尻尾を左手で掴み持ち上げ続けた。嫌がるが臭いのはれな自身が何より嫌だろうと思ったので。
するとれなが前脚で立てなくなりグターと突然に倒れた。抱き上げたら首の座らない赤ちゃんのようにダラーっと、左右に揺り動かしてもガクガクダラダラ。
「れなーっ、れなーっ」
と叫んで仰向けにして心臓マッサージ。れなの名前を叫ぶと目は薄く開けている。
心臓マッサージは強め、強めだよね
そして脱糞。
まさか。まさか。れなちゃんの16歳のお誕生日目前なのに越せないの
まさか。まさか。今回の旅行の帰りは死んだれなちゃんを連れて帰らなくちゃならないの
そこへ父ちゃんときよとが散歩から戻って来た。半べそになりながら、半分濡れたお尻にドライヤーを当ててるのを見た父ちゃん。
「暑いんだから、冷たいのを当てなきゃダメだよ。」
その後クールマットの上に寝かせ、2時間。うん、息はしてる。果たして起き上がれるだろうか。
夕食の時間前『静岡県伊豆牛ハツ炙り』を部屋に運んで来て貰うよう頼んであった。

恐る恐るれなちゃんの鼻先に持っていってみる。鼻をヒクヒク動かし、口を開けた。スプーンからうまく食べられない。すると、起きたわ

これならば食べられるかもと、急いでご飯を作ってあげたら、起き上がり完食。

恐らくだけど、息が出来なくなり、気を失いかけたんじゃないかと。
尻尾を上げ続けただけで
と思うが、歳をとれば腰も曲がり、不思議ではない。鼾も酷いくらいだ。
れなちゃんを扱うときは、優しく、優しく、とにかく異常なまでに優しくを心掛けなくちゃならないと深く深ーく反省させられたのでした。
人間様の夕食は、個室で戴く懐石になります。とりあえず無事に

夕食を迎えられたので、呑みますよ。
きよとさん。犬生初の鯛シャブになります。無論れなちゃんも

お肉も一人で食べればちょうどいいのに、中々そうはいかない我が家。いやいやそれも今宵は嬉しいことよ。
16歳のお誕生日ケーキを用意してくれていました。
さっきの騒動はなんだったのか、ぜーんぶキレーに完食です。
れな「16歳になりました。ママが今朝ガルママに「17歳は難しいかも。」と話してるのが聴こえました。するとガルママは世の中にはもっといっぱいおいしいものがあるということを教えてくれました。17歳はとびっきりに食べたことがないものを食べさせてあげるね、と言ってくれました。今朝とびっきりおいしいものをもう口にしました。それは優しくてとても温かかったです。
それからいつ会えるかわからないのに、あたしのためにプレゼントを毎朝持って歩いてくれたソレママ。とびっきりのおいしいおやつを、全部食べるまでは生きていたいと思います。れなちゃんはいーっぱい幸せですよ

」
長生きして欲しいので、大切にゆっくりと開封し少しずつあげたいと思います。
さて翌朝の朝食になります。
ご飯三杯食べたのは、私です

(たとえ鯵が半分の大きさになっても🐶」
れな「17歳もまた来ます

ありがとうございました。」
次は帰りの寄り道からの続きになります。
無事だったからよかったけど、実際は半狂乱になりそうでした
