心に残る詩 | 統合失調症ママの日常&育児ブログ

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統合失調症を抱えながら、出産育児しています。育児やその他日々の出来事をつづっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

みなさん、こんにちは。


疲れたのか、昨日釣りがおわってから

ずっと寝ていて、起きてからも、ご飯

以外、ずっとソファで寝ていました。今日

はこの後片付けをしようと思います。

コーヒーでも飲んで、目を覚そう。

今アイスコーヒー作りました。少し

目が覚めてきたぞー。


最近、昔国語の教科書に載っていた、

わたしが一番きれいだった時という

茨木のり子さんの詩をなんだか思い出し

ます。小学生か中学生の時に習ったん

じゃなかったかな。とても心に残って

います。ネットから引用しても大丈夫

かな。こんな詩です。




わたしが一番きれいだったとき 

                茨木 のり子



わたしが一番きれいだったとき
街々はがらがら崩れていって
とんでもないところから
青空なんかが見えたりした

わたしが一番きれいだったとき
まわりの人達がたくさん死んだ
工場で 海で 名もない島で
わたしはおしゃれのきっかけを落としてしまった

わたしが一番きれいだったとき
だれもやさしい贈り物を捧げてはくれなかった
男たちは挙手の礼しか知らなくて
きれいな眼差しだけを残し皆発っていった

わたしが一番きれいだったとき
わたしの頭はからっぽで
わたしの心はかたくなで
手足ばかりが栗色に光った

わたしが一番きれいだったとき
わたしの国は戦争で負けた
そんな馬鹿なことってあるものか
ブラウスの腕をまくり
卑屈な町をのし歩いた

わたしが一番きれいだったとき
ラジオからはジャズが溢れた
禁煙を破ったときのようにくらくらしながら
わたしは異国の甘い音楽をむさぼった

わたしが一番きれいだったとき
わたしはとてもふしあわせ
わたしはとてもとんちんかん
わたしはめっぽうさびしかった

だから決めた できれば長生きすることに
年とってから凄く美しい絵を描いた
フランスのルオー爺さんのように
              ね






戦争で苦しんだ筆者と比べるのは、とても

失礼だけど、私も一番きれいだった時に

病気を発症してしまった自分となんとなく

重ね合わせてしまいます。戦争で楽しみを

奪われ、辛い思いをされながらも、最後

には希望を持たせてくれるような詩です。


それでは今日はこの辺にします。読んで

くださって、ありがとうございます!



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