パートさんとの最後、

 
色々とお話をして、
 
「大変ありがとうございました」
 
で締めくくった。
 
その他にも感謝の気持ちをお伝えしたが、記憶が曖昧だ。
 
ヒロシも深深と、それもなんども頭を下げて、
 
なんなら涙目になっていた。
 
8年だ。
 
今のパートさんがちょうど働きに来てくださったとき、前任のパートさんとちょうど入れ代わりだった。
 
そして私はここに嫁いだばかりだった。
 
前任のパートさんは旦那様が国土交通省にお勤めのお嬢様気質の方だったため、色々と難しかった。
 
暇つぶしにパートしに来てる感覚だったし・・・。
 
思えば、
 
思い返せば、
 
走馬灯の様に8年がめくりめく。
 
私がヒロシと再婚して8年だから、私はまだまだ妻としてひよっこなのだ。
 
自営業、やだなぁ・・・
 
役員報酬だって、そんなに貰ってないんだし・・・
 
と思ってやってきたが、
 
そもそも役員報酬すらもらわずに働いている方からご意見を頂いたこともあった。
 
だからまだ、
 
貰えるだけ有難いのだと思い改めた。
 
沈んで、持ち上げて、
 
凹んで、這い上がって、
 
夜な夜なお風呂で泣いて、
 
そんなことで私はまた頑張れていた。
 
今どうしてこんなにやさぐれた気持ちになっているのかと自分の中に心を向けてみると・・・
 
やっぱり、やっぱり
 
“ヒロシに認めてもらいたい”
 
気持ちが8年前よりも増えたからだ。
 
でも愛じゃない、好きじゃない。←素直じゃない?自分でも分からないのです。
 
カヨ子さんにアレンジメントしてもらったお花を、写真撮り忘れた・・・
 
とても美しい仕上がりだったのに。パートさんにぴったりの、優しいお花たちだった。
 
今の社会の雰囲気も手伝って、いかにしてもまだ心がじんじんする。
 
でも大丈夫。
 
目に見えなくても私には美晴がいる、母がいる、父がいる、エマがいる、サラがいる、妹がいる、弟がいる。
 
もし誰もいなくても、
 
いなかったとしても、
 
今までそういう人たちと過ごしてきた大切な時間が私を包んでくれている。
 
何があってもこうして立ち上がってきたじゃない。
 
そう思ってまた、
 
午後からも必死で仕事をさばくのみ。
 
たくさんの共感と励ましのメッセージ、コメントありがとうございます。
 
そういうのが、ちゃんと、何度も何度も何度も塗り重ねて仕上がっていく漆器のようにして、
 
私のささやかな力になっています。
 
本当に本当に、
 
お会いしたこともない皆さんから頂く優しさが
 
糧になっています。
 
ヒロシからの夫婦生活は暫くの間、断りますが、
 
夫婦としては、終わらせるつもりはありませんので、
 
私自身の成長をこれまた大きく見守って頂けると嬉しいです。
 
頑張ります。
 
 
 
 
2020年4月28日吉日