その研修、本当に必要? | 研修コーディネーター日本酒の「それでは人は育たない!」

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組織のコミュニケーションが取れていない。だからコミュニケーション研修を実施した。

若手の離職率が高いので、モチベーション向上の研修を実施した。

残業が多いので、業務効率化の研修を実施した。

 

これらは全て失敗例です。

 

もちろん、成功したケースもあるのですが、ほとんどが効果が無かった研修です。

なぜでしょうか。

それは、「その問題が起きている原因をしっかりととらえずに研修を実施したから」です。

 

多くの人は「問題が起きる」と、すぐに「解決策を考える」傾向にあります。

問題解決のプロセスにおいて、これはタブーです。

 

「飲食店の売上が伸びないんだ。どうしたらいいのかな?」

→「チラシをまけばいい」「メニューを変えればいい」

 

「あと3か月後までに3キロやせなきゃいけないんだけど、なかなか痩せなくて・・・」

→「食事をこうした方がいいよ」「運動しなきゃ」

 

などと考えてしまいませんか?

このプロセスを多くの方はやってしまうのです。

(実は私も過去にやってしまいました・・・)

 

問題が起きたらば、なぜその問題が起きてしまうのか「原因」を捉えなくてはなりません。

 

売上の伸びない飲食店、なぜ売上が伸びないのでしょうか。

もし、認知度が低いならばチラシをまくのは効果的かのしれませんが、

そうでなければ効果は期待できません。

 

なぜ体重が落ちないのでしょう。運動して筋肉になると体重は増えます。

その状態で間違った運動をしても、効果はありません。

(逆に体重が増えることもあります)

 

最初の例で言えば、

「なぜコミュニケーションがとれていないのか」

「なぜ若手の離職率が高いのか」

「なぜ残業が多いのか」

 

この原因は組織によって、人によって、異なります。

それをしっかりと把握せずに研修をやっても、ほとんど効果はないでしょう。

 

若手の離職率が高い原因は様々ですが、一つの可能性として

「先輩や上司が生き生きと働いておらず、会社の愚痴ばっかりこぼしている」

ということも考えられます。その背中を見て、若手のモチベーションが下がって

しまっているのかもしれません。

もしそうであれば、若手社員向けに研修するのではなく、先輩や上司に研修を

しなくてはならないでしょう。

 

組織の問題を解決するために研修を利用すること自体は素晴らしいと思います。

ただし、その研修を行えば、本当に問題が解決できるのかどうか。

しっかりと捉えるようにしてください。

 

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