息子の高校中退 | 「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

「不登校・ひきこもり」と向きあった日々

私たちは不登校・ひきこもりを体験した子どもたちをもつ保護者の集まりです。
「先の見えない不安や苦しさ」「相談できない孤独」「わかってもらえない悲しさ」 このような中で自分と向きあってきた日々をつづります。

息子は、高校入学後

寝付けない!起きれない!
めまい、立ちくらみ等で
高校を休みがちになりました

その時、本人の希望で
思春期外来を受診しました

<起立性調節障害><軽いうつ>
と診断され、薬を飲み始めました

症状を話す度に薬は増えていきました


2年ほど薬を飲み続けた6月のある夜
数種類の薬を飲む息子を見て発した

父親の一言

「18歳の若者が
 そんなに薬を飲んででも
 しなきゃいけないことって
 あるのかなぁ」

 

翌朝、息子は

「高校を止める
 薬も止めたい」
と、高校に終止符を打ちました

その後、息子は
幼児の頃からお世話になっていた
小児科を受診して
徐々に薬を減らしていきました


これまでの息子は
薬を飲みながらでも
社会や学校の決められた規則に
自分を合わせようとしてきた

でも
高校を中退することで

自分を周りに合わた生き方ではなく
自分を大事にした生き方をしていこう
と、決めたのだ

そんな息子の気持ちに
後になって気づいたのですが
当時の私には
そこまでは考えられませんでした



高校を続けることが
目標のようになっていた私にとって
高校中退は最大のピンチでした

 受け止めきれない
 受け止めたくない
 でも
 受け止めるしかない

 

逃げれない高校中退の現実

その苦しさから

 私は抜け出たい
 私は何とか楽になりたい!

 

その時始めて

息子のことではなく

自分の気持ちに目が向いた時でした

 

その時

谷口英子先生との出会いがありました


 息子の高校中退

当時は、ただただ悲しくて辛くて
受け入れにくい出来事でした

でも

そのピンチの出来事が転機になり
わたしたち家族の在り方が変わり
道が大きく広がっていったのです



高校を止めてから

バイトを始めていた息子は

「したくてしたんじゃない
 何もしていない自分が怖かった
 許せなかった」
と言っていました

数ヶ月後
「バイトをしてみて
 仕事の喜びも辛さも味わった
 稼ぐ大変さも知った
 もうバイトは止める

 これからのオレの夢は

 夢を見つけること!」

 

と言ってバイトを止めて

ニート生活に突入しました



 バイトを止めたのは
 人が何気に出来ることができない自分を
 認めて

 そんな自分を許すことができたからだ

 これで、やっと新しい道に踏み出す
 スタートラインに立てた
と、思いました

 

 

でも・・・

そうは思ってはいても・・・・

 

 

  明日に続きます

 

 

by まん丸笑顔のノンちゃん

 

 

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