「何でもある」は「何にもない」と同じ | 美容室・サロンやスクール・大学・専門学校の集客サポートブログ b-dash(ビーダッシュ)

お店には、

お子さん、学生さん、社会人、年輩の方等、

様々な年代のお客様が来店されます。


皆さんの中には

「全ての年代の方に満足してもらえるお店」

というものを目指している方がおられると思います。


でも、

本当に全ての年代の方が満足する

お店は存在するのでしょうか?

 

私が知るあるお店は、

あらゆる層のお客様が満足する

お店を目指していました。


しかし、

あらゆる層のお客様に

満足してもらおうと思えば思うほど、

 

逆に

全てのお客様に対し中途半端になってしまい、

満足のいくサービスが出来なくなってしまいました。


その理由は…

現代は多種多様な価値観が混在する

世の中だからです。

 

価値観が違うというのは、

育ってきた「環境」や「風土」が違う

からです。

 

昔は、

これほど多くの価値観は

存在していませんでした。

 

だいたいは

“年代”や“性別”、“出身地”に

よって差があるという程度のものでした。

 

そのため

価値の判断基準がほとんど変わらないものになり、

全てのお客様に「満足」を提供することができました。

 

しかし、

現代ではこの「価値観」が多種多様で、

全く違う世の中になってしまっています。

 

年代や性別、

出身地だけではなく、

“生活スタイル”

“思想”などにより、

 

個人レベルまで

「好き」「嫌い」という

価値の判断基準が異なってきたのです。

 

ほぼ全ての人間の判断基準が違うということは…

 

全てのお客様に満足してもらうことは

「ほとんど不可能になった」

と言わざるを得ないでしょう。

 

つまり…

「何でもある」は

「何にもない」と

同義になってしまってたのです。

 

 

そう考えると…

 

全てのお客様に満足してもらおうと考えることは、

全てのお客様にある程度の不満足を提供することになってしまう

という事になるのです。

 

 

ではどうしたらいいのか…?

 

全て層のお客様ではなく、

「特定の層のお客様をターゲット」に

絞ることが必要なのです。

 

具体的には、

「ご自分のお店で、このサービスなら最大限の満足を提供できる特定層」

をターゲットにするという事です。

 

これがメインになるターゲット層です。


この「特定層」は、

“年代”や

“性別”

“生活スタイル”

“職業”であったり、

“趣味趣向”であったり

と色々な条件で細分化されていきます。


メインのターゲット層を狭く設定するほど、

その層に対しては高い満足度を提供することが出来ます。

 

でも注意も必要です。

 

メインのターゲット層を狭く設定しすぎると、

対象人数が少なくなりすぎて、

採算が合わなくなる危険性もあります。

 

現在のお店の経営では、

この「メインターゲット層の設定が重要」

という事です。

 

皆さんのメインとなるターゲット層はどういった方ですか?

 

 

集客サポート・サイト制作・システム開発・スタッフ研修などのb-dash