VUEVO(ビューボ) 3/16(土)三田の聴コン会でデモがありました。
並川会長、平川さんとも久しぶり。
この日、オガワはデフ・ヴォイス出演経験をお話しすることになったのですが、その際VUEVOさんの講演があったので、とても興味深く拝見しました。
以下メモ書きです。
説明されたのは、ピクシーダストテクノロジー社 六嶋さん、今井さん。
同社は2017年設立。筑波大学発のベンチャー。代表落合陽一氏。大学では准教授。
波動制御を扱っている。6つの事業に分かれプロダクト開発。
テクノロジーの力で、違いを超えて、人の輪が自然と生まれることを願って取り組んでいる。
メガネ型で人の話声が文字表示される製品開発中。
透明字幕ディスプレイも開発した。どこの企業も使える。音声認識は101ヵ国語に対応。
VUEVO 販売1年、導入企業は40社ほど。
会議に集中、生産性を上げる効果あり。
会議よりも雑談で効果。
「初めて皆が何の話をしていたか、VUEVOのおかげて知ることができた」という意見があった。
<主な特徴>
1)360度ビューのマイクで、音源の方向がわかる方法
2)タイムラインモード UDトークに近い。要約機能あり。
チャットGPTや辞書機能も以前はなく、販売1年でいろいろな機能が付与されている。
タイムラインモードの左側、黄色の画面で、チャットGPTが5分毎に話した内容を要約してくれる。
詳細を見たいときは、タイムラインモード上をクリックすれば5分毎、前に戻る。
修正はリアルタイムに可能。カーソルを当てると青色に光るので、全員ブラウザ上で修正できる。
修正する前に自動的に表示される。文字をプレゼンモードに大きくできる。
選択した方向の文字をミュートすることもできる。
騒音には負けるがノイズキャンセリング機能はある。
マイクが有効な距離は、声が大きければ5m離れていても認識する。
マイクは8方向で認識。推奨人数は8人まで。
8人以上いるときは、同じ方向でまとめられる。方向の区別は難しくなるが、話者の区別はタイムライン上で可能。
音声の分析学習機能はないが、辞書登録はある。
自分のいる方向にテキスト入力できる。テキスト読み上げもオンオフにできる。
→言語障害のある方も、テキストでVUEVO画面上に参加可能。
画面の方向、上はマイクの向こう側、下は手前の話者。
5分毎に要約できるが、すぐ要約表示はまだβ版。トライアルは2週間無料。
ランニングコストを3か月無料。
企業向け販売している。個人向けはない。初期費用10万円、イニシャル初期費用15万5000円、マイク1台で無制限プランが3万円/月、複数台160時間で6万円/月
発売1年で当事者意見を聞いて、さらに改良が加えられ続けているのがすばらしい!と感じます。
今は企業向け販売ですが、近い将来個人レベルで使えるシステムに降りてきてくれること、期待しています!