今日は三宮で震災復興の青年が企画するイベントに友人と共に参加し、みんなで「ラーメンたろう」にいきました。
1.17を前にして、体験談や「人と防災未来センター」のセンター長のお話などがあり、ためになる内容で素晴らしかったです。
文明と文化。
災害に対応するための、さまざまな仕組み。データや、個人の携帯に入ってくる地震速報など、
文明の発達するが、
実際に通知を受けて、その通りに非難する人がほとんどいないという現実。
アニメで死んでも生き返るというシーンを見過ぎて、どこか死に対する意識が、
ゲーム感覚というか恐れがない。
など、お話がありましたが、実際に起こっている災害でそんなパターンが多いようです。
繋がり、声かけ、小さなことかもしれないけど挨拶などコミュニケーションがとても大切だと思いました。
夕方はとっておきの音楽祭の実行委員会に参加。はじめて、今回の実行委員会に参加させていただきました。
日程調整し切れず、ほとんど顔出せていません。
会議の中で勉強になったことがたくさんありました。
予算の話や、会場、出演希望団体の総数など確認あった後に、
山中さんからの提案で
「視覚障害者の専用ステージを作ってみてはどうか、、、」と案があり、
みんなに意見を求めると、
「とっておきの音楽祭は、バリアフリーで障害者も健常者も関係なく入り混じるところに意味がある。専用ステージを作るのは趣旨と違うのでは」
と、反対意見に賛同するかたも多数。
「では、今までやってきた聴覚障害者の専用ステージはどうなるのか」
「聴覚障害者には手話が必要で、手話の人員が13会場の全てに散らばると、配置が大変、人手も足りない。また手話言語条例のアピールで、固まって聴覚障害者のステージとして表現できることは大変ありがたい」
など、意見もあり、
手話ステージは別扱いで、昨年のまま継続という形になりそうです。
全盲の酒井さんがひとこと「視覚障害者にこういう議論で光があたること自体が嬉しい」
こんな声もありました。
僕は山中さんの提案のときも頷いていたし、
反対意見のバリアフリーの主張のときも頷いていました。が、
内心はこうです。
視覚障害者専用ステージに賛成で。
あってもいいんじゃないかと。
一般参加される方々の立場に立って考えると、このとっておきの音楽祭は、ひとつの箇所にとどまらず、いろいろ歩いて回るのが醍醐味だと思います。
僕は実際、13会場全て回ろうと、パンフレットを見ながら、ステージを転々として、チェックをつけていきました。
ひとつの会場にずっといるのは、ブース担当者と音響さんぐらいではないか。出演者すら自分の出番以外は他ステージに遊びにいっているのでは？？
そうなると、特に一般参加者は専用ステージがあるのとないのと、どちらのやり方が視覚障害者のパフォーマンスに触れる確率が高いでしょうか？
「視覚障害者専用ステージ」があった方が、視覚障害を持つ出演者が、バラバラな会場に出ていただくより、参加者が視覚障害者のステージを見れる確率はあがると思います。
全会場を楽しんで回るためのスタンプラリーなどにすればより、良いのではないかと思います。
とっておきの音楽祭の開催そのものがバリアフリーであり、主旨は一貫している。
その上で、視覚障害者の移動を最小限にするという配慮も考えてた上での山中さんの提案は、僕は素晴らしいと思います。
会議の中でその一言が発言できません。
自分の意志を伝えたときに、考えが至らないところを指摘されたらどうしようとか、否定されるのが怖かったり、
本当にまだまだ勇気が足りない。
そんな自分がすごく嫌で、
乗り越えたいと思います。
合ってるか間違ってるかということよりも、ちゃんと自分の持っている意見を言える自分になりたいと思います。
少しの勇気です。
向井さんや、安村さん、山本さんなど、
意見を、はっきりと言える人と、僕との違いは明確です。
「主体性を持って取り組んでいるか否か」という点です。
中心になってやる！という覚悟と自覚があれば自ずと、そうなるでしょう。
僕も、自身が企画する会議にみんなを呼んで話す時は当然そうなっています。
中心者が何を考え、どうしようとしているか、真剣に考え一緒に悩むことが、本当に大切だと思いました。
とっておきの音楽祭は、素晴らしく丹波篠山が誇る大イベントであると思います。
僕らちめいども、できることを精一杯、やっていきたいと思いました。
雄介
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1月ストリートライブ日程
22水19:00 三田駅2Fデッキ
※天候などにより場所変更や中止など、急遽予定が変わる場合があります。当日直前のblogでの有無チェックの上、ご参加ください。