私が17歳のときの話。
当時は わたしと妹・弟に
両親、祖父母と一緒に住んでいました。
叔母も多分、一緒に住んでいたのですが
ツアーコンダクターの仕事をしていたため
年間のほとんどは海外にいました。
(なので、一緒に住んでいたのか、
叔母がたまに1週間くらい遊びにきていたのか
子供にはよくわからなかったんです)
17歳の夏休み、
いつもどおり海外から叔母が帰ってきたときに
とんでもないサプライズがやってきました。
「飛行機の中で知り合ったフランス人のカップルが
2日後(たしか)、うちにホームステイにくるから!!」
(写真はイメージです。当時の写真は実家にあると思うけど・・・)
岐阜の田舎の自宅にフランス人カップルがくること自体
かなりレアなケースですが
さらに1泊していくこと、
そしてさらに
飛行機で知り合っただけの関係ということに驚愕。
当時は携帯電話もそこまで普及していなくて
フランス人カップルと連絡も気軽にとれず
「2日後の12時、岐阜駅の改札口で」
みたいな約束しかしてないんですよ・・・
あ〜そんなことってあるんだな〜と
若いからこそ受け入れたわたし、
(親は少し慌てたにちがいない)
ちょうどその数日後に
オーストラリアにホームステイに行くわたしには
ちょうどよい「英語慣れ」の機会にもなると
2日後、岐阜駅に叔母と一緒に迎えにいったのです。
岐阜駅では、待ち合わせ時間を過ぎても
フランス人カップルはなかなか現れませんでした。
そもそも、フランス人カップルは
日本語はまったく話せず
英語とフランス語。
当時の岐阜では、なかなかのチャレンジャー。
スマホで翻訳とかの時代でもないからです。
叔母は
「岐阜駅だよ、岐阜羽島じゃないからねと 伝えたけど
新幹線がとまる 岐阜羽島に行ってしまったんじゃないかな」と
駅員さんに事情を説明。
とても親切だった駅員さんは
わざわざ岐阜羽島の駅に連絡をしてくれました。
すると、羽島駅に
日本語がしゃべれない白人のカップルが来ていて
「岐阜駅に行きたいようだったから
ここじゃないよと、岐阜駅までのルートを伝えた」とのこと。
お〜間違いない!きっとこのふたりのことであろう!!!
とっても親切な駅員さんに感謝して
改札口でフランス人カップルを待っていると・・・・
来たー!!!
叔母とフランス人カップルが
ものすごい勢いで 事情を説明している!!(英語で)
そして 会えたことを喜んでいる!!!(英語で)
フランス人カップルは
うちの車にのって 田舎の自宅まで一緒に向かったのです。
つづく!!!