「メンタルタフネス」になるには、私は「2つの方面」からのアプローチが必要だと思っています。
1つは、「メンタルテクニックを習得する。」というアプローチ。もう1つは、「人間力を高める。」というアプローチです。この2つは例えるなら車の両輪。両方がきっちり回転していなければ、真っ直ぐに進んでいくことはできないでしょう。
この内、「メンタルテクニック」はかなり具体的な「形」のあるものです。その一方、「人間力」は非常に抽象的でつかみどころがないものです。魅力とか包容力とか責任感の強さとか、それこそ無数なものが人間力には含まれるような気がします。
そんなつかみどころのないものですが、ビジネス上で人間力を「高める」方法はあると思います。ビジネスの世界は、簡単に言ってしまえば、「貢献」と「感謝」の数だけ「報酬」がある世界です。ならば、この「貢献」と「感謝」に真剣に向き合うことで、「報酬」も得られ、そして「人間力」も高められるのではないでしょうか。
こう書きながら、私も日々、自分は社会にどんな貢献ができるだろうかと考えています。貢献を考えると、ちょっと背筋が伸びる感じがして心地よい気分になれます。