最近、「継続はやはり力なり。」とつくづく思うようになりました。
もちろん、その場合の「継続」は「昨日と同じことの繰り返し」ではいけません。絶えず、「昨日よりも少しでも工夫して良くなろう。」という気持ちを持っていることが重要です。
と言っても、まずはあまり深く考えずにとにかく続けてみてください。すると、実に色々なことが「発見」できたりします。例えば、自分に思わぬ「適性」があることなど。
「自分の好きなことをやろう」という風潮があります。このこと自体はとても素晴らしいことだと思います。しかし、その一方で、「諦めが早すぎる。」という副作用も生んでいるような気がします。上辺だけで「好き・嫌い」の見切りを行い、ちょっとでも「違和感」があれば、「これは自分の好きなことではない。」と諦めてしまう人が増えているように思います。
仕事に関していえば、どんな仕事も一瞬で見切れるような、そんな底の浅いものはないはずです。どんな仕事も工夫の余地はたくさん残っており、それだけ奥深く味わい深いものです。
最初は「絶対に自分には合わない。」と思っていた仕事も、ある時点(=ターニングポイント)を境に非常におもしろく感じられるようになることがあるものです。もちろん、その「ある時点」がいつやってくるかはわかりません。結局やってこないということだってあり得ます。そんなリスクはありますが、それでも1つだけ言えることがあります。
それは、「継続していないと、”ある時点”にはめぐり合えない。」ということ。
そして、ここがメントレ的に重要なことですが、ある時点にめぐりあえば、それは最後に「自信」に繋がります。
「自信はどうやったら持てますか?」という質問に対しては、私は「崩れない自信は、”継続”の中にあります。」と答えるようにしています。
継続は力なり。は、「継続は自信なり。」です。