57年に及ぶ理容人生に幕をおろしました。
十勝芽室町の農家の家に生まれ、中学生まで大自然の中で伸び伸びと育ちました。
次男だった父は農家を継がず、理容師になる道を選びました。
聞けば父の父親から理容師になる道を勧められたそうです。
修業時代は札幌と新宿で過ごしたそうです。
そんな折に母と出逢いました。
札幌に戻ってきて、理容福原の前身の店を東区光星地区で出店しました。
そこでボクが生まれました。
それから間もなくして琴似に移ってきました。
理容福原の誕生です。
ここで妹も生まれ、家族4人が揃いました。
父は、たくさんのかけがえのないお客様と、信頼のおけるスタッフの皆さんに恵まれ、幸せな理容人生を全うしたのだと思います。
そして、常にそばにいて、父を支えてきた母。
母の支えあってこその理容福原だったのではないかと、父も思っていることでしょう。
そんな母も来年引退します。
実は、今月、父の最後まで携わっていたお客様方がすべていらっしゃいました。
そして、昨日その最後のお客様が、父のインターン時代からのお客様。
一番長いお付き合いをさせていただいているお客様。
理容師になって最初のお客様が、理容人生最後のお客様になるとは。
運命ってあるんだなと思いました。
父も、感慨深そうに、丁寧に、最後まで、本当に丁寧に施術を終えました。
そして、今日の父の引退の日、父の最後のお客さんとして、ボクの髪をカットしてもらいました。
カット、シャンプー、シェービング、セット…
父の最後の施術を、大川と花田と息子にも目に焼き付けてもらい、すべての施術が終わりました。
父にお金をきちんと支払い、たった一言「長い間、おつかれさまでした」と伝えて、父の57年に及ぶ理容人生に幕をおろしました。
ひとつの時代が幕を閉じますが、両親が命を捧げて、守って、育てた、理容福原を今度はボクが命を懸けて守っていきます。
頼りになるスタッフと、家族とともに


平成30年12月31日