2014年4月27日(日)関西ラグビーまつりのメインゲームとして、近鉄花園ラグビー場で同志社大学vs早稲田大学の試合が14:00キックオフで行われた。


天理高校出身の田淵慎理選手がキャプテンとなった今年の紺グレ軍団、将来有望な選手が名を連ね、“同志社復活!”を期待させる魅力的なチームです。





早稲田大学を関西に迎え、この伝統ある黄金カードはラグビーファンにとっても、胸が躍る!今の持つ力を出し切った、手に汗握る好ゲームを期待しましょう。




開始前の同志社のアップを視察、ひとまわり大きくなった逞しい肉体にひと安心、接点での攻防でも期待が持てそうです。



早稲田の校歌、同志社のカレッジソングが流れ、独特な雰囲気の中でキックオフ!




先手を取ったのは早稲田でした。前半3分、FWの塊の中から抜け出したフランカー池本選手のトライ、ゴールも決まって7-0。



同志社サイドに取ってはいやなムードのスタートでしたが、前半13分相手包囲網を潜り抜けてトライしたのは、常翔学園出身プロップ海士選手のトライ。7-7の同点!これで“いけるかも!?”という雰囲気が・・・。




スクラムは同志社がやや優勢、課題であった同志社のタックルも、今日はここぞと言うところでは一発で仕留めていた。



しかしSO小倉選手の老獪なテクニックを軸にして無駄なく攻める早稲田は、前半23分SH岡田選手のトライで再び12-7とリードを奪う。





ここで同志社ファンの期待を背に、見事相手のギャップを衝いて中央にトライしたのはSO垣内選手でした。東海大仰星出身、高校時代の花園での活躍も今や懐かしい。




トライの後のコンバージョン、その後のPGも垣内選手が決めて、前半は17-12と同志社がリードで折り返しました。




少しざわめく花園の観客席、ひょっとしたら今日は勝てるかも!そんな期待を抱かせる前半の同志社の戦いぶりでした。




しかし後半は同志社の入りが悪かった。ハーフタイムで立て直してきた早稲田がPGで得点を詰め、FW、BK一体となったリズミカルな攻撃で同志社の防御網を切り裂いていく。




こうなるとメンタル面でも課題を残す同志社は、なす術もなく得点差を広げられていく。17-22から17-25、そして17-32と万事休す、か。



洗練された早稲田の攻撃は、糸を引く軌道に乗ったもの。ここぞという時に絵に描いたような攻撃が出来るのは流石は関東のチームと言わざるを得ないのでしょうか。





素材的にも実力的にも引けを取らないチームが勝ちきれない原因はこのあたりにあるのかもと思わせる展開、観客も選手達も唇を噛む時間帯でした。




それでも後半の後半には開き直った同志社がテンポのある展開ラグビーで相手陣に果敢に攻め込むシーンも。決して崩せない相手ではない、と。




やっと右サイドを走り抜けたWTB松井選手のトライで24-32と同志社が追いすがる。後、もう一本!同志社ファンからは熱い声援がこの後も続く。



選手達もなんとかしようと最後まで攻め続けましたが、善戦むなしくノーサイド、あと一歩のところで、早稲田が溜飲を下げる結果となりました。




今日の早稲田戦!同志社に取っては早稲田、そして関東のチームに対して、通用する部分と、通用しない部分がはっきりとしたゲームだと思います。




“PROGRESS”これが同志社の今年のチーム・スローガン!今日の負けを教訓として、さらに進歩するチームであって欲しいと思います。



田淵キャプテン、そして山神監督、将来有望な選手達、素晴らしいラグビーを通して、もっともっとエネルギッシュでアグレッシブなゲームを期待しています。


そして勝つ喜びを分かち合いましょう!では、その時まで・・・。