BAA BAA BLACKSHEEPS

京都発・新世代エモーショナルロックバンド 【 BAA BAA BLACKSHEEPS 】
オフィシャルブログ


テーマ:

ご無沙汰です。

気付けば『リハビリテイション』発売からちょうど4ヶ月が経ちました。僕らの予想をはるかに上回る勢いでたくさんの方が手に取ってくれたようで、全国で売り切れの店舗が結構出たようです。ライブ会場でも家に連れ帰ってくれる人たちが毎回必ずいて、僕らの手持ちの在庫も無くなりそうになってきました。

それから前回の記事、『“さいしょ”の聴き方』 についても、意外にもたくさんの方が実践してくれたようで(中には元々あの聴き方をしていたというすごい人もいましたが)、つくづく創り手冥利に尽きる思いです。

みんな、ありがとう。






さすがに4ヶ月も経つと聴きこむ、を通り越して聴き飽きてきた頃かなと思うけれど、『リハビリテイション』というアルバムについて、また一つここでみんなに伝えたいことがあります。


それは、CDが産声を上げるために決して欠くことのできなかった存在について、です。



一つのCDを創るためには、まずバンドメンバーの存在があり、楽曲があり、楽曲を演奏するための楽器や機材があり、それを録音するためのスタジオなどの施設があり、録音の専門知識と技術を持ったエンジニアの存在があり、……一つ一つを挙げればきりがないほど、いくつもの大前提が必要です。
そんなことは言うまでもなくみんな分かりきったことだと思いますし、「最終的に形となって出てきた音楽そのものこそが大事なのであって、舞台裏のことまでは興味がない」、という人も、もしかしたらいるかも知れませんね。

ただ、少し、考えてみてください。突然だけれど、仮にあなたが絵を描く人だとしましょう。そしてある時、あなたが描いた絵がCDのジャケットに使われることになったとします。では、そこに至るためには一体どんなことが必要でしょうか?

僕なら、こう考えます。まず初めに、あなたが“あなた”として生まれること。あなたの親があなたの親であり、天文学的な確率によってあなたの生が決定したことはもちろん、さらに途方もない話をすれば、あなたの代まで命が絶えず連綿と受け継がれてきたことさえも必要不可欠でしょう。そしてあなたは、あなたという人格や意思が編み上げられるだけの無数の経験を経て、その過程で絵を描くことを選んだのです。
そのきっかけが何だったのかも大事ですし、初めはどんなに拙いものでしかなかったとしても繰り返し描き続けたこと、そうして少しずつ習熟していったこと、時には自分の作り出したものに嫌気が差し、時には夢中になり、やがて人の目に触れる場へ投げ掛け、この仮定のお話の中では、それがあるバンドマンの目に留まったこと。何よりも、あなたがその瞬間まで、“あなた”として生き続けてきたこと……。

そう、とどのつまりは、人ひとりの人生そのものが必要なのです。



前にも言ったように、僕らは僕らが生きた証を音で遺したい。その音で誰かの生きる時間を彩ることができたならば、僕ら自身も、それを受け取ってくれた人も、互いに互いの生きた時間を証明できる(少なくとも、この時代においてだけは)。そう信じてやっています。
けれど、それは何も音楽を作っている僕らと、それを聴いている人たちだけに限った話ではありません。

僕らがこれまできちんと形にしたCDの歌詞カードには、全てスペシャルサンクスの記述があります。どんなCDにも大概記されていることだから、別段目を引くような箇所ではないし、よほどのことがない限り注視することもないとは思います。
それでも僕らにとって、スペシャルサンクスという項目は、とてもとても大事なものなのです。

その理由は、さっき散々無駄にややこしく綴った内容で、もう十分お分かりですね。同じ時代に生まれ、死ぬことなく生き続け、ある時に出会い、同じ時間を共にし、同じものを共に作ろうとすることができた(ものを作ろうとする時に支えてくれた)人たちの存在も、僕らはまた遺したいと願っているのです。



……すっかり前振りが長くなってしまったけれど、要するに今日は、『リハビリテイション』歌詞カードのスペシャルサンクスに書き記した人のことを、少しだけではあるけれどちゃんとしたためておきたいと思った、そんな記事です。
あなたには関係ないようで、けれど僕らの音楽に出会ってくれた以上、やっぱりどうしようもなく関係のあることだから、どんな人たちがいて初めてあなたの手のひらにCDが載せられたのか、それを知ってくれたなら嬉しいです。






ここで、まずは僕個人の思いとして、誰よりもdino、くみちゃん、こにーちゃんの3人の名前を挙げさせてください。あくまでメンバーだけれど、彼らがいなければ僕はとっくの昔に歌うのを止めていたからです。僕はもうこの3人以外、誰かと音楽をできる自信が全くありません。
(詳しくは
『第二の家族』参照)






(以下 スペシャルサンクス)



僕らが胸を張って自分たちの音楽を鳴らせるようになるまで、一緒に泣いたり笑ったりしながらずっと見守ってきてくれた[livehouse nano]の名物店長、[もぐら]さんと、nanoの影の総支配人(?)、[まさこ]さん。


僕が生きていくこと、歌を歌っていくこと、その根本に、かけがえのない理由と意味を与えてくれた孤高のシンガーソングライター、[ゆーきゃん]さん。


たった数回しか会ったことがないのに、僕がどんな人間であるかを音楽だけで見抜いて、同じステージに立つ者として次に進むべき道を指し示してくれた、[それでも世界が続くなら]の[しの]さんこと[篠塚将行]さん。


僕らを可愛がってくれるスタッフの皆さんの愛ある仕事で、毎回あり得ないぐらい気持ちのいいライブをさせてくれる[GROWLY]


いつも練習時間以上の長い時間居座っても笑って許してくれる(と信じたい)、[Studio hanamauii]の皆さん。


『リハビリテイション』の音が形に残るその根本を支えてくれた[
MORG]、[Nakamachi Sam Studio]、[JUNSHOJI STUDIO]。


ギターと車とLUNA SEAをこよなく愛する、『リハビリテイション』の全てのレコーディングエンジニアを担当してくれた[空中ループ]と[ミナワ]のリードギター、[和田直樹]さん。好きなお菓子はグミ。



『リハビリテイション』のM-10『おまじない』、M-11『リハビリテイション』を、透明感のある声で彩ってくれた[ミナワ]の[長谷川尚子]先生。


CDの顔となるジャケットにおいて、THE VESPERS時代の『昨日のおとしもの』以来、もう一度快く繊細華美な世界で僕らの音を彩ってくれたイラストレーター、[
麺類子]さん。


CDのデザイン及びレイアウトにおいて、デザイナー対クライアントの関係を軽々と飛び越えて僕らの人間性・音楽性をどこまでも真摯に視覚領域で表現しようと向き合ってくれたデザイナー、[
おばけのくに]。


ひょんなご縁から友人になり、僕らのわがままにも懲りることなくHPを作成してくれたWEBデザイナーの[
さかいしょういち]くん。


『明るい曲』
のPVにおいて、打ち合わせの時点で音源を数百回聴き込んでくるという労苦を費やし、バンド人生初の本格的なPVを制作してくれた[樽見孝弘]さん。



アーティスト写真と歌詞カード最後部のオフショットを撮影してくれた、[有限会社ブロス]の[中内基]さん、[増田早希]さん。


3ピース版『夢の出口』に手描き動画を寄せてくれたことからご縁ができた、可愛らしさと毒を併せ持つ絵で『ゆめにっき』ファンを唸らせるイラストレーター、[6274]さん。


『夢の出口』制作・収録・流通及び販売に当たって、特別にご許可をくださった『ゆめにっき』原作者の[ききやま]様。


そして、僕らが僕らである理由の大部分を作ってくれている、僕らの家族と、いつも笑い合ってくれる友人。






……これだけ
の人数、誰一人欠けても、『リハビリテイション』があなたの手に届くことはありません。この場を借りて、愛すべき彼らに心から感謝をお伝えします。



もちろん、ここには書ききれなかった人たちだってたくさんたくさんいます。その人たちには、直接会った時に僕らの笑顔をもって感謝を伝えていきたいと思います。
曲を書いた、という事実だけをもってすれば、曲を書くに至る苦痛を与えられた人たちにさえも、もしかしたら感謝しなければいけないのかも知れません。
いずれにせよ、僕らは何人もの人の人生に支えられて歌っているのだなと、月並みなことしか言えない自分に反吐が出るけれど、でもやっぱり、心からそう思います。



どうでしょう。今度からCDの歌詞カードを読む時、スペシャルサンクスを読むあなたの気持ちは、少しでも変わ
るでしょうか?

別に変わらなくても、それはそれでいいと思います。ただなんとなく、あなたがあなたを生きているように、誰かもまたその人を生きていることで、その人たちがいることで、一つのものが作られているのだということ、頭の片隅にでも留めておいてくれたら、僕は幸せです。













それじゃあ今日は最後に、もう一人だけスペシャルサンクスを綴らせてください。
それは僕らの音楽を受け取ってくれた、あなたのことです。






あなたがあなたとして生まれたこと、あなたとして生きてきたこと、その道のりの途中で僕らの音楽を手に取ってくれたことで、僕らはまたステージに立つことができます。もしもあなたにとってはたった1枚のCDを選び取ったに過ぎないとしても、そのためにはまずあなたの人生が必要だったのだと、大げさ過ぎるかも知れないけれど、どうか今日はそう言わせてください。






本当に、ありがとう。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。