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茨城上申書事件、「主犯格」が無罪主張

7月31日10時50分配信 産経新聞


 平成17年に茨城県警へ提出された元暴力団組長からの上申書で発覚した保険金殺人事件で、主犯格とされ、殺人罪などに問われた同県日立市相田町、無職、三上静男被告(58)の初公判が31日、水戸地裁(鈴嶋晋一裁判長)で開かれ、三上被告は「私はシロだ。命がけで争う」と起訴事実を全面的に否認、無罪を主張した。
 起訴状などによると、三上被告らは、同県阿見町の室内装飾業、栗山裕さん=当時(67)=の保険金を得ようと共謀。肝硬変や糖尿病を患っていた栗山さんに酒を飲ませ続けて衰弱させ、平成12年8月13日未明、高濃度のウオツカを瓶ごと口に押し込んで飲ませ殺害、保険金約1億円をだまし取った。
 上申書を提出した元暴力団組長、後藤良次死刑囚(50)=殺人罪などで起訴、別の殺人などで死刑確定=は、関与を全面否定する三上被告を主犯格と名指ししており、証人として公判にも出廷する予定だ。
 一方、三上被告らに栗山さん殺害を依頼した妻ら家族3人は昨年、水戸地裁で懲役15~13年の判決を言い渡され、確定。同判決では、三上被告が事件の主犯格だったと認定している。

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