2006年8月14日~8月18日 更新 : 06/8/11 18:00 | OVERNIGHT SUCCESS

OVERNIGHT SUCCESS

オーバーナイトサクセス >>> 
帰国子女の英語データ集(英語喉 ネイティブ音完コピ 独り言英語)

2006年8月14日~8月18日 <今週の株式見通し>



主要指標の推移
日経平均株価
15,565.02
(前週末比 +65.84)
TOPIX
1,577.92
(前週末比 +6.22)

今週の株式市場は、国内投資家の多くが夏季休暇となることから商いが再び低下する懸念もあるが、良好な国内経済を背景に底堅い動きとなりそうだ。第一四半期の企業業績は事前予想以上に良好であったほか、マクロ経済も設備投資、個人消費の2本柱が堅調に伸びており株価の下支え要因となりそうだ。米国の景気減速が警戒されるものの、米国の金融政策は柔軟に対応できる余地を残しており、米国景気が失速する事態は考え難い。日本株は5月以降、大きく下げたことでリバウンド余地が大きいと考えられる。 先週の東京株式市場は米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に乱高下した後、良好な経済指標を手がかりに一段高となった。週初はFOMCを前に見送りムードが強まるなか先物主導の動きとなり、東京市場の株価は上下に大きく振れた。注目されたFOMCでは利上げ休止が決まったものの再利上げの可能性が残された。このためFOMCは株価を押し上げる材料とはならなかったが、それに代わり事前予想を大きく上回った機械受注が株価を押し上げた。その後、4-6月期GDPの発表もあったがサプライズに乏しく、株価は高値圏でのもみ合いに終始した。

<注目材料・為替>
今週の国内経済指標は特に注目されるものはない。4-6月期決算発表を予定している主な企業は、14日に三城<7455>、15日にサンリオ<8136>、16日に京浜急行電鉄<9006>、17日に藤森工業<7917>、18日にリゾートトラスト<4681>などとなっている。一方、米国では15日に卸売物価(7月)、住宅市場指数(8月)、16日に鉱工業生産(7月)、消費者物価(7月)、17日に半導体製造装置BBレシオ(7月)などが予定されている。なお、今週の4-6月期決算発表会社は、15日にアプライド・マテリアルズ、ウォルマート・ストアーズ、16日にヒューレット・パッカード、17日にデル、ギャップなどとなっている(発表日は変更される可能性もあります)。
需給動向は、国内投資家が夏季休暇となることから商いも低調となりそうだ。ただ、近年は個人投資家が休みに株式投資を活発化させる傾向もあり材料株中心に商いが盛り上がる可能性もある。また、米国でインフレ指標が相次いで発表となることから外国人投資家の売買も注目される。為替市場では、今週の予想レンジを1ドル=114円~116円と見る向きが多い。先週の円相場はFOMCで利上げが休止されたものの円高インパクトは限定的となり円ドル相場は狭いレンジ内での動きに終始した。今週の円相場は米国のインフレ指標を睨んだ動きとなる。米国の利上げへの思惑が強まるようなら、円安に向かう可能性が高い。

週間タイムテーブル
  国内 海外
8月14日(月)    
8月15日(火) 第三次産業活動指数(6月) (米)卸売物価(7月)
(米)住宅市場指数(8月)
8月16日(水)   (米)消費者物価(7月)
(米)鉱工業生産、設備稼働率(7月)
8月17日(木)   (米)半導体製造装置BBレシオ(7月)
(米)コンファレンスボード景気先行指数(7月)

8月18日(金)

  (米)ミシガン大学消費者信頼感指数(8月)

提供:モーニングスター社