2024.07.20 神宮
横浜DeNA 4 - 6 ヤクルト
またも乱打戦、勝敗分けたのは一発の数
ベイスターズが12安打、ヤクルトが11安打と、1戦目ほどではないにしろ、多くのヒットが乱れ飛んだ乱打戦。
初回に相手のミスに乗じて2点先制したベイスターズは先発の石田裕太郎が抜群の立ち上がりを見せ試合の主導権を握りました。
3回も1点を追加し、今日の石田の調子であれば勝てるだろうと、高をくくってしまっていました。
4回に村上のホームランで1点を失いますが、その直後の5回の攻撃で牧のタイムリー二塁打で1点追加。
試合の流れ的には完全に相手が意気消沈するようなシーン。
ただ、その後の続く一死2,3塁のチャンスで、せめてあと1点取れていれば、この後の展開がかなり分かったことでしょう。
5回裏、2点を取られて1点差に詰め寄られます。
この回の先頭、山田哲人の放ったショートゴロ。
焦るようなプレーではない中で、ショートの森敬斗が悪送球。
二塁への進塁も許す、いわゆるこの試合の流れをおかしなものにしたプレーとなりました。
満塁となって長岡の2点タイムリー。
1点差に。
尚も続くノーアウト2,3塁のピンチ。
石田はこの回、球数が嵩んでおり、正直厳しい状況の中、西川を何とか振り切り1アウト。
三浦監督はここで交代を決断。
京山を投入しました。
そしてその京山が奇跡的に無失点で切り抜けるナイスピッチング。
まだまだこちらにも流れはある、と思いましたが・・・・・
6回に登板した山﨑。
内容は悪いとは思いませんでした。
ただ、不用意に投げた初球のストレートを狙い打たれて同点ホームランに。
後続をビシっと押さえただけに、実にもったいない被弾。
試合は8回に中川がまたもオスナに一発を浴びてついにビハインド。
そして9回表。
今度は相手のエラーに乗じてオースティンの二塁打でノーアウト2,3塁。
今日は本当に2,3塁の鬩ぎあいが多い。
バッターは最も期待できる佐野、そして牧、山本と続く打順
高い確率で同点に持ち込むことは出来るだろうという場面。
しかし、ヤクルト大西に対し、佐野、牧、山本が押し切られてまさかの無得点。
リリーフ陣が一発攻勢で勝ち越しを許し、こちらは痛いエラーとチャンスでのあと1本が出ない厳しい敗け方となりました。
次は前半戦最後の試合。
ケイで何とか取りたいところ。
夏の神宮はリードしたからと言って、そして先発の状態が良さそうだからと言って、最後まで決して油断できません。