脳性麻痺・オシャンティー男子との暮らしで思うコト/人のせい | 脳性麻痺の長男と出逢い彼と共に会社を設立したりして自分も成長してゆく母親の徒然ダイアリー。

脳性麻痺の長男と出逢い彼と共に会社を設立したりして自分も成長してゆく母親の徒然ダイアリー。

重度脳性麻痺の長男と起業。その家族のと暮らしの中で、母として、女性として生きるワタシの記録。

我が家のオシャンティー男子17歳

昨日から二泊三日
沖縄修学旅行へ旅立った。



この親子の表情のギャップたるもの
半端ない。


そう、彼は
行きたくないのだ。

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修学旅行が迫った4日当たり前から
彼のテンションは一気に急降下し始めた。



車椅子から落ちそうなほど
突っ張る。


表情も突っ張る。


初めは車椅子が合ってないのかと思った。
しかしどうやら、違うらしいことに気が付いた。


お初が苦手な彼。

その頭の中は
『不安』という思考に 
侵略されていたのだった。


「あんた、またビビってんの?」



「よし。君の不安聞いたろ。
ダラララララ…ダン!!第1位は?」



先生

「先生?なんでや?誰か嫌いなん?」



「嫌いちゃうの?
ほんならなんや?あー、わかった!

上手くやってもらわれへんかも、とか?」


はい。

「あ。それはな。それは無理やで。
やってもらおうとか思ってるうちは無理やで」


…?
 


「あのさ。
まず高校の先生は支援学校の先生じゃないから。
勉強教えるのが専門やから
ちゃんと抱いて欲しいとか
ちゃんとやってほしいとか
そんなん思っても無理やで。



やってほしい。
わかって欲しい。

そう思ってるうちはしんどいねん。

あのな。
一個聞くけど、あんたはどうするねん?

やって、やってって。

あんたは何するねん?


あんたは何もせんつもりか?
あんたは待ってるだけか?



あの人が悪いとか
あの人がわかってないとか
そうやって人のせいにする時ってな
  

自分がなんもやってない時や。


人に任せきりやからな
その人のせいにしてしまうねん。



あんたは? 

あんたは何ができるの?

ちょっとでも抱きやすいように
足曲げるとか。
力入らんようにリラックスする
努力をするとか。

自分でできることは何か

その時考えて、やってごらん。

そしたらな、誰かのせいにせんですむわ。


待ってばっかりおらんと
自分でやることやっておいで



待ってる時が
1番しんどいんやで



友達もそう。
誰とでもそう。

何も出来ないわけじゃない。
君にだからできることがある。

全ては君の心一つ。


笑って
帰ってきて欲しい。

彼のにきび面ほっぺを
片手でむにっと掴む。

たらこ唇と
その隙間から彼と目が合う。


「ただで帰ってきーなや」


返事を待たず
車椅子の押し手を
そっとクラスメイトに託した
早朝のターミナル。


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