
朝鮮半島情勢が緊迫したことから全面的に一時中断されていた中国からの北朝鮮ツアーが再開された。
日帰りの1日ツアーには客が戻りつつあるが、旅程が4~5日のツアーはいまだ客足が戻っていない。
中朝国境に位置する遼寧省丹東市の旅行会社によると、高速道路や鉄道を使った北朝鮮へ向かうツアーは旅行者の受け入れを始めており、丹東中国青年国際旅行社が販売する新義州市の1日ツアーは価格750元(約1万2000円)
すでにツアー参加者もあり、6月6・7・9日にツアーを実施することが決まっている。
しかし、首都・平壌や開城、板門店、観光地の妙香山などへ行く旅程が4日ほどのツアーは2800元(約4万5000円)前後の価格で販売されているものの、客足は戻っていない。
ある旅行会社の関係者によると、1日ツアーも多くは「ビジネス視察」を名目にしたものにすぎず、数日間のツアーは参加者を募集してはいるが、数十人ものツアー参加者を集めるのは難しいのが現状だという。
丹東市で最大の旅行会社である丹東中国国際旅行社は客が大幅に減少したため北朝鮮へのツアーを再開していない。
なお、中国外交部は政府としてツアー企画の中断を求めたわけではなく、旅行会社や観光客が自発的に手控えただけだとしている。
2013/6/5
[中国紙・中国新聞社]