どうなる?ニックス!! |  PDCA バスケ馬鹿

どうなる?ニックス!!

デンバー・ナゲッツとニューヨーク・ニックスが現地21日、メロことカーメロ・アンソニーのニックス行きを含む総勢12人の大型トレードを成立させたことが分かった。米国の大手ポータルサイトが運営する『ヤフースポーツ』が伝えた。ナゲッツからの3年総額6500万ドル(約54億円)の延長契約のオファーを拒絶した昨オフ以降、シーズンを通して注目を集めていたメロの去就問題がようやく決着を迎えた。

 ニックスはこのトレードにより、メロ、チャウンシー・ビラップス、シェルデン・ウィリアムス、レナルド・バークマン、アンソニー・カーターを獲得。一方ナゲッツは、ニックスからダニーロ・ガリナリ、レイモンド・フェルトン、ウィルソン・チャンドラー、ティモフェイ・モズコフ、2014年ドラフト1巡目指名権、以前ゴールデンステイト・ウォリアーズとのトレードで得ていたドラフト2巡目指名権2つ、現金300万ドル(約2億5000万円)を獲得すると共に、第3のチームであるミネソタ・ティンバーウルブズからコリー・ブリュワーを獲得する。また、ウルブズはニックスからアンソニー・ランドルフと今年が契約最終年のエディ・カリーを得ることになる。

 メロはニックスとの3年総額6500万ドルの延長契約にサインする見込み。今後は身体検査を受け、早ければ本拠地マディソン・スクエア・ガーデンで行われる23日のミルウォーキー・バックス戦が移籍デビュー戦となるとのこと。メロの代理人はトレード成立について「大変うれしく思う。メロのニューヨーク行きを実現させるために尽力してくれたデンバー・ナゲッツに我々はとても感謝している。メロはとても喜んでおり、ニックスでのプレーを楽しみにしている」と語った。

 なおメロ争奪戦に敗れた形となったニュージャージー・ネッツは、今回のトレードでナゲッツが獲得するフェルトンとモズコフをネッツの保有する複数のドラフト指名権と交換する案をナゲッツに打診。しかしナゲッツのマサイ・ウジリGMは、今回獲得する選手は全員手放すつもりがないと、ネッツのオファーを跳ねつけている。
[ ISM 2月22日 16時33分 更新 ]