テレビの裏側 | 最上級べーシスト

テレビの裏側

今日の帰り、部室からあるDVDを借りてきた。

「高校生クイズ(服○出演)」

忍者…ではない。うちの部活のドラマー・服○が高校生クイズ全国大会に出たときの映像だ。

当時浪人生だった自分は「合格したらこの年代の奴らとタメになるのか」と思いながらこの放送を観ていたはず。少なくとも服○の高校の名前を知っていた(県下ではわりと有名)のでその高校を注目して観ていたのは確かだ。

改めて観てみると服○が本当にたくさん映っているのがよくわかる。コメントもちゃんと使ってもらっていたし…。リアクションだってみんな素だったと本人言ってたし…。うらやましい限りです。


1ヶ月前のN○Kの取材以来どんなテレビを観てもつまらなくなった。特にドキュメントものは…。テレビの裏側を体感してしまってはどうしようもない。全ての番組には何らかの編集があり、それはほぼ全て制作者の都合の良いようにしかならないんですね。

取材される側としては本当に辛かった。スケジュールを向こうの都合に合わせるためバイトを休み、いつかかってくるかわからない電話にすぐ応対し、部の活動の間違った解釈を訂正するために必死に説明したり…。

まあ放送を観た人はわかると思いますが部紹介の放送時間は5分弱でした。このために俺が無償で割いた時間を考えると…。放送内容やナレーションを考えると部員に対して申し訳なく思いしばらく自己嫌悪に陥ってた。

これから先この取材の事が単なる良い思い出となることはないと思う。それくらい貴重な体験ではあった。今回の経験が後遺症となり、個人でも部活でも新しいことをやろうとするときにネガティブなことばかり考えないように注意したい。


そんな思いを込めて演奏します。聞いて下さい 「後遺症~after effect~」