ありませんでした。
しかし、ドライブは得意でした。
私のようにリーチも短くて手も小さい人は
NBAの選手が魅せる曲芸的なハンドリングは
難しいです。
私自信は鋭いドリブルチェンジの練習はしましたが
あまり高度なハンドリングの練習はしませんでした。
ドリブルで高度なハンドリングは出来ることに
越したことはないのですが、それほど必要性は
感じません。
それにドリブルチェンジもほとんどせずに
ディフェンスを圧倒することも出来ます。
たとえば、
私がボールも持った時に
相手ディフェンスは少し距離を置いて
いかにも抜かれまいと構えています。
私はドリブルを突いて前に出ますと
彼は少し下がります。
鋭く左から抜きにかかると
ディフェンスは必死に私の進路を塞ごうと
します。
その時私はドリブルはそのままの
同じリズムで突いたままで、
身体を右に向けて抜きにかかります。
するとディフェンスも必死に食い下がって
くるのです。
私は直ぐに左に方向転換しました。
ディフェンスは後ろに下がりながら
食い下がります。
また方向を変えます。
その間ドリブルは片手で同じリズムで突いています。
身体の動きとは全く別のリズムです。
右、左と3回ぐらい方向転換ると
もうゴールは目の前でした。
ディフェンスは後ろに下がるのがやっと
ですので、余裕でジャンプシュートを決める
事ができました。
フッと下をみるとその相手ディフェンスは
腰砕けになったひっくり返っていました。
これはドリブルは突いているのですが
まるでボールを持たずにディフェンスを抜きに
かかるような動作です。
ですからディフェンスは進路を塞ぐのが
やっとです。
コツはドリブルは一定で強く突くのですが
身体はまったくドリブルとは
別の動きをするのです。
これはボールハンドリングとは逆で
ドリブルにとらわれずに
身体を自由に動かすのです。
このようなドリブルが出来れば
あなたドライブの幅も広がるでしょう。
最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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