私の中学時代の学力は中の下ぐらいでしたが、
勉強は嫌いで、家ではほとんどしませんでした。
もちろん、宿題などもほとんどやった記憶がありません。
そんな私が受験勉強などするはずもなく、高校の受験は
私にとって、大きな問題でした。いちよう、公立高校を
受けたのですが、見事にすべりました。
そんな、ある日顧問の先生にバスケット部の3年生が
8人全員呼び出されました。
先生の話では、5人以上残ったのは極めてまれだそうです。
そこで、先生から私たちが進学する高校を指定しました。
2人づつ4校の高校に振り分けられました。
私とキャプテンのF君が同じ高校で、甲子園にも一度
出場したこともある私立のO校です。この高校は島田伸介
も卒業した高校です。
私たち8人は市内の4つの私立高校に行くことになりました。
私の親は、その高校に行けと言います。
しかし、私はその高校に行くのが嫌で
入学試験の時はほとんど白紙で回答しました。
それでも受かってしまいました。