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11月にバジルは移転をしたのですが、まあ、それまでに、
いくつもの空き部屋を見に行ってました。
ある日、不動産屋さんに連れていかれた、サロン営業可のマンション物件。
大名なんですけどね、何しろ場所が最高
だし、マンション物件で、サロンOKのところってなかなかないんですよ。しかも、以前の入居者もエステサロンをされていたそうで、マンションなんだけど、内装はエステサロン仕様で綺麗ですよー、って、不動産屋さんも自信ありげ。
ルンルン気分で、天野と見に行きました。
「ここでーす
」と、不動産屋さんに言われて入った部屋。
うっ(((゜д゜;)))
何、この空気。
お、重たい・・・・・・・・・・
冷たいんだけど、バターみたいなコッテリ空気が絡み付きます。
内装は、全体的に白で統一されていて、本当に綺麗。
ただ、個室を多く作り過ぎたためか、とにかく壁、壁。すごい圧迫感。
改装してから、すぐに引っ越ししたんじゃなかろうかと思うくらい、綺麗すぎ。
エステの機材もまだ置いたままで、タオルとかいろいろ雑然と置いてありました。
「よかったらこのまま使ったらどうですかー？
」って不動産屋さん。い、いや、あなた、この空気、おかしいよね？おかしいよね？
この記事書きながら、あの部屋を思い出すだけでも、背中が重い。
直感で、
この部屋に人間は入れないよ。
と思いました。
天野も、寒気がするといって、
「店長、私、あそこでは働けないです
」はい、私も働けません
もし、あの物件に引っ越ししていたら、1ヶ月でバジルは潰れますね。
多少の負オーラな場所でも、プラスに変えることができると思っているので、色々と
工夫はできますが、あの物件は無理ですね。
しかし、自分自身が弱っていたり、マイナスオーラしょってたりの時って、
悪い物を悪いと見極める力が劣ると思うのです。
たぶん、私があの時そういう状態だったら、あの空気を感じる事ができずに、
あそこ借りてたかもしれませんね。
負の連鎖。
そして、スタッフやお客様さえも巻き添えにしていたかもしれません
あー、怖い怖い。