2、誤った病院選び、整形外科に行ってしまった
この頃、痛かったのは、
脚の付け根、大腿部の裏側、膝の関節、かかと、つま先、でした。
一人暮らしの私は、当時家族とは離れたころに住んでいて
なかなかゆっくり相談できなかった。
とりあえず、整形外科に行ってみよう。(この選択、ブーっ×)
ここで、内分泌科に行っていれば、
半年早く『バセドウ病』とわかり、早く治療に取り掛かれたのにね。
でも、脚の痛みから、甲状腺疾患なんて連想できっこない!
甲状腺疾患のみなさん、最初はどうやって気づいたんだろう。
レントゲン写真を撮られて診断。
「膝の軟骨はまだ減っていません、温熱治療をしましょう。」
と、淡々と話す医師。
えっ、それだけ?もっと真剣に調べてほしいのに。
脚が痛いのっ!
と思いつつ、主張することが出来なかった私は、
お年寄りに紛れて脚に赤外線を浴び、患部をあたためる。
黙って温熱治療の椅子に座るも、だんだん腹が立ってきた。
このお医者さん、どの患者にもこう言って
電気治療させて点数稼いでるんでしょ。
だったら三國連太郎の「皇潤」でも飲んでたほうがよくない?
と、その病院とは即日おさらば。
この日に感じた虚無感は、
治療室で温熱治療に専念する年配者達の映像と共に、
未だ私の心に残っている。
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数日後、別の整形外科に行ってみる(再びのこの選択もブーっ×)。
相変わらず、整形外科は年配者が多い。
ここでもレントゲン。本当は、放射線は身体に悪影響なのにね。
当時の私は何も知らなかった。
やっと診察の順番が回ってきた。
開口一番「筋肉量が少ないですよ!」と、やけに元気の良い若い医師。
さらに、そこに常駐している作業療法士の若い青年に、
ストレッチや、暖かいウォーターベットでのマッサージを勧められる。
勧められるがままに、温水ウォーターベットに横たわる。
・・・これは確かに、気持ち良かった。
いつか、お金持ちになったら買いたいと思ったほど。
いやいやそんな事、どうでもいいの!
その後はお年寄りに紛れて、
「家でもできる簡単ストレッチ」を教えられてしまう・・・。
ふと我に返る。
えっ?本当に筋肉量の問題か?
だんだんイライラしてくる。
そのうち、週一回のピラティス教室を休まなければならないほど苦痛に。
「ああ、ピラティスなんてするんじゃなかった・・・」と
下肢の痛みを、勝手にピラティスのせいにし、
「坐骨神経痛になってしまった」という理由で、ついに退会届け。
スキだったけど、私には合わない運命だったのね。
さよなら、ピラティス・・・。
こうして、整形外科やマッサージ、
それから代謝を上げ、血液さらさらにしようと、エステに岩盤浴。
勝手な思い込み、それに無知だったせいもあったけど、
どこへ行っていいのやら、誰に相談してよいのやら・・・
本当に、わからなかった。
私が『バセドウ病』という名に出会うには、まだ道のりは長いのでした。
2009年11月頃のことです。
