こちらはお得意の子供の玩具を使った透水実験。
左の2本は砂漠の砂、右の2本はシラスです。
いずれも2本のうち左が無処理、
右がポリエチレンイミン系の資材を混ぜたものです。
砂漠の砂とシラスで共通する点は、ポリエチレンイミン系資材を加えると
流れ出てくる水が透明であるところ。ポリエチレンイミン系資材は
プラスの電気を持っています。そこでみんなで考えました。
その結果、透明になったのはマイナスの電気を持っている微細な土壌が
くっつきあったから流れ出なかったのではないかという答えになりました。
次は違うところ。砂漠の砂はあっという間に水が排水されたのに対して
シラスはなかなか流れてきません。真逆の反応です。
これには頭を抱えました。苦し紛れに出した答えが、団子の大きさ。
どちらも団粒構造ができたと思われますが、砂漠の団子は大きく
シラスは小さい。砂漠の方が隙間があるので早く排水されたとの考えました。
果たして真実はいかに?。Jr.たちは秋に開催される日本土壌肥料学会で
報告し、考え方を専門家から伺う予定です。さあ次は栽培です!