青々しているので、5月の水田に見えますが、なんとこれは現在の姿。
苗のように見えるのは、刈り取った後から生えてくる「ひこばえ」です。
そもそも「ひこばえ」とは、樹木の切り株から生えてくる枝のことですが
イネでもよく使われます。昔も刈り後から生えてきましたが
今年はご覧のとおり、成長がむちゃくちゃ早い。
芝生どころか、田植えしたばかりの水田です。
それだけ稲刈りが終わってからも気温が高く推移したようです。
現在、1等米の比率がグンと減ったというニュースが流れています。
原因はこの夏の猛暑と雨不足。耐暑性の品種の早期開発が望まれます。
そんな日本ですが、最近は急に朝夕の気温が下がってきました。
皆さんも感じているように、秋をすっぽかして
いきなり夏から冬になっているような気がします。
こうなると心配なのが秋の紅葉。見頃が短くなるかもしれません。
さて今年FLORAは、11月に上旬と下旬の2度も京都を訪れる予定です。
さらに12月は修学旅行で3度目の京都。
秋から冬にかけて3度も京都に行くのですから
どこかで古都の美しい紅葉に出会って欲しいものです。