服は着てなくても心は錦。

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大阪ミナミのバーで勤める、貧乏貴族のブログです。
おもに酒に関する記事、時々雑記など。

また当店の情報等を知りたい方は個別にメッセージを下さい。

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オッパッウンナムスタァイル。(大阪の方言でこんにちわの意)

どうも、大阪難波のへぼバーテンこと貧乏貴族です。

今日は酒の紹介ではなく、普通のブログ記事です。
チラシの裏レベルの内容ですが、よろしければお付き合い下さい。

わたくし貧乏貴族はご存知の通りバーで勤めているのですが、毎週月曜日はお休みを頂いております。(お店自体は開いてます。)

お休みの日に何をするのかと言うと、朝は洗濯、昼はゲームか読書かダラダラ、夜はバーをはしご。
と、あまり健全な休みは過ごしておりません。
ましてや夏や冬など気候の厳しくなる季節などは輪をかけてダラダラします。ワヲキツネザル。

しかし、今はちょうど秋。
気候もよく、天気もよいとあればこんなわたくしでも表に出かけたりします。
春と秋は マ ジ ネ申 。

というわけで、本日はえ~お日柄も良く云々、なので街に繰り出しました!

わたくし、何か目標がないと動けない性質で、ただブラブラするのは苦手です。
ダラダラするのは好きなのに。
なので久しぶりにウィスキー&リキュール等のオールドボトル探索にでかけました。


大阪市内某所。

スタートはわたくしにとても馴染みある街から。
この街はあまり治安の良くない街と思われています。
ですが、近年高齢化が進み、街に活気は少なく、アブナイ方々も年をとって元気がなくなったのか、今では只の汚い街です。
街の中心である某商店街もシャッターが目立ちます。

しかし、ここが狙い目、昔は活気があっただけに酒屋はそこそこ数があり、今でこそ閉めている店も多いですが、まだ営業している商店等では掘り出し物があるのです!
うひゃひゃひゃ~。

まず一軒目。

ここは以前から目をつけておりました。
中に入ると、洋酒の数もまぁそこそこ。
あまり高価なものはありやせんが。

そして、いきなりはっけ~ん!うぉうぉおおお。

埃を被った洋酒の群れに、オールドボトルのフォアローゼスのイエロー!
一軒目でこれとはついてます!天は我に味方した!
続いて、オールドボトルのエンシェントエイジ、ビーフィーター、バーネットジン、IWハーパーなどなど。。。。。。
や、やべぇ、失禁しそう。助けてムーニーマン!
しかも、お値段も当時の価格のままですが、割りとお安い!

軽く挙動不審になっているわたくしの後ろから、おばちゃんに声をかけられました。
声かけ事案発生です。
場所が場所なら不審者情報として世の親御さんたちに一斉にメールが送られていたに違いない。

おば「なにかさがしてんの~?」

わたくし「え、あ、いや、洋酒が、をあsdfghjk」

おば「ああ、そうなんや~。珍しいねぇ~。埃かぶってるばっかりやけど、ゆっくり見てってね~。」

わたくし「あ、あい。」

わたくし、バーテンダーなのですが普段は人見知りのコミュ障なのです。

軽く言葉を交わした後、再びボトル物色。


(ホワイトホースもあるしカティもあるやん。うぉぉ、このパスポートすげぇ!)

(今日は手持ちは少ないし、選んでかわなならん。。。なんにしよ。。。。)

そんな事を考えながらじーっと見てると、おばちゃん再び襲来。

おば「もしこうてくれるんやったら、どれでも半額にしてあげるよ~。」

・・・

・・・・

・・・・・

・・・・・・今 な ん と ?

おば「半額にしてあげるよ~。うちも売れへんで困ってるねん。」


どっしぇ~~~~~~~!?

いきなり何ゆうてはるんですか!お、おば、おば、おばちゃん!

不意に来た、 ネ申 降 臨 。

あなたが神でしたか。いや女神か。

わたくし「え、あ、アノ、ほんまにええんですくぁ?」

おば「うんうん、ええよええよー。」

その一言がわたくしを突き動かし、あれもこれもと、全部で5本買いました。

わたくし「あ、あの、も、もしいけるんやったら取り置きとかできます?」

そう、いくら半額と言えど、全て買えるわけでもないし、持って帰るのも大変だ。
だけど、欲しいボトルはまだまだある。
そういうわけで交渉してみる事にしたのだ。

おば「あはは~、そんなんせんでも誰も買いにこんよ~。安心し~。」

わたくし「あ、ソデスカ。あい、わかりました。アリガトゴザイマス。」

取り置きは無理そうだが、確かにこんな酒場(って失礼な言い方ですみません)に誰か買いにくるとは思えない。
おとなしく引き下がる事にしました。
というか、コミュ障にこれ以上の交渉は無理である。生命に関わる。

重い袋を引っさげてレジを去ろうとすると、背後からおばさん三度目の襲撃。
声かけ事案発生である。以下略。

おば「また来るときはおばちゃんおる時にきぃや~。たまに息子が立ってるときあるけど、おばちゃんだけの時はこれから半額にしたるから。笑」


い、今なんと・・・・!?

今!なんとぉぉぉぉぉぉ!?(ガンダムF91のシーブック風に)

わたくし買い物袋落とすところでした。
マジでやばい、おばちゃんクオリティやばい。
これがヌクモリティか。

わたくし「ア、アリガトゴザイマス。マタキマス。」

おば「ありがとね~」

店を出ると自然に笑みがでた。

ワレ、ユートピアヲエタリ。

一軒目に入ったお店は超絶優良店だったのだ!


ま、という感じでこの商店を皮切りに5軒くらい回りました。
長くなるので(というか、既に長い)結果だけを書いていくと。。。。

・ウィスキー

IWハーパー
フォアローゼス イエロー
フォアローゼス イエロー 米国内専用仕様
エンシェントエイジ

・リキュール&スピリッツ

ビーフィタージン ×2
デカイパー シトロンジュネヴァ
サザンカンフォート
モニカ クランベリー
ストロワヤウォッカ ×4


次回、購入予定

・ウィスキー

オールドパー
パスポート
ホワイトホース
カティサーク
トリス スクエア
山崎10年 ピュアモルト(緑ラベル)

・リキュール&スピリッツ

バーネットジン
ストロワヤウォッカ
デカイパー シトロンジュネヴァ
ボルス ブルーキュラソ


以上、記事でした。

ではまた。
こんにちは。
大阪難波の少年メリケンサックこと貧乏貴族です。


今日ご紹介するのはエズラブルックス(EZRA BROOKS)です。
また併せて、その廉価品でもあるエズラブルックス ホワイトラベルもご紹介したいと思います。

$貧乏貴族のブログ


エズラブルックスは1950年代、ケンタッキー州ホフマン蒸留所が作ったとされています。
発売当初はそれほど売れず今のように有名なバーボンウィスキーではなかったそうです。

少し時は進み1960年代になると、テネシーウィスキーであるジャックダニエルが急速に売れ名声を高めていきます。
この時、売れすぎて生産が追いつかなくなるほどだったそう。

これを好機と見たシカゴのマーケティング会社に勤める男がジャックダニエルの対抗馬として売り出しました。
実物をご覧になればわかる通り、エズラブルックスのラベルは黒地に白抜きの文字と非常にジャックダニエルのラベルに似ており、意識して作られた事が窺えます。

この売り込みは成功し、エズラブルックスの名とその味は広く認知され、1966年にはアメリカ政府から「ケンタッキー州で最も優れた小さな蒸留所」と表彰されています。

そんなエズラブルックスですが、1970年代中頃、生みの親であるホフマン蒸留所が閉鎖してしまい、1978年にブランド所有権がメドレー社に移り1988年までの間、社のメインブランドとして売られる事となります。
しかしメドレー社も1988年には解体されグレンモア社の傘下になりますが、そのグレンモア社も1991年にはユナイテッド・ディスティラリー社の傘下となってしまいます。
さらにブランド所有権が移り、現在ではミズーリ州デヴィット・シャーマン社が製品化・販売しています。
(原酒はケンタッキー州の蒸留所で作られていますが、どこの蒸留所かは秘密にされているそうです。)

エズラブルックス ブラックラベル(写真左)

原産国 アメリカ、ケンタッキー州
アルコール度数 45度


エズラブルックス ホワイトラベル(写真右)

原産国 アメリカ、ケンタッキー州
アルコール度数 40度



味はというと、スタンダード品であるブラックラベルは温かみのある味わいでまろやかでコクがあり、それでいて後味にはキレがあります。
バーボンの王道という様な感じがしますね!
是非ロックで楽しんで頂きたいです。

ホワイトラベルはというと、アルコール度数も40度と低くなっており、エズラブルックスらしさは残っていますが、やはり少しパンチが弱いように感じます。
しかし、逆に言うとライトで飲みやすい味となっています。
ソーダとの相性が良いのでハイボールにすると美味しいですよ。
こんにちは。
大阪難波のBARTENDER貧乏貴族です。

今日紹介するのはスコットランド、キャンベルタウンのシングルモルトウィスキー、KILKERRAN Work in Progress 2nd releaseです。


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原産国 スコットランド西部キャンベルタウン
アルコール度数 46度


このKILKERRAN(以下キルケラン)、キャンベルタウン125年ぶりの新規蒸留所として注目されるグレンガイル蒸留所のシングルモルトウィスキーです。

キャンベルタウンという地は、かつて34もの蒸留所が存在しウィスキーの名産地として栄えた地であった。
海上運輸に適した土地であったこともあり、キャンベルタウンのウィスキーは売れに売れ、蒸留所もそれに合わせ大量生産をすることになる。
高い品質を保ったまま大量に生産することは難しい。
まして現代の様に効率的に生産できる機械などなかっただろう。
結果、質を落とし大量に生産するのだが、これが失敗し「キャンベルタウンのウィスキーは粗悪品だ」と言われる様になる。
更に運が悪い事に、時代はアメリカの禁酒法、世界恐慌の最中であり、それらの影響は大きく、ほとんどの蒸留所は閉鎖してしまった。

それからはスプリングバンク蒸留所とグレンスコシア蒸留所の2軒だけであったが、2004年、このキルケランを生み出したグレンガイル蒸留所が誕生しました。

本題のキルケランについてですが、スプリングバンクでフロアモルティングされた麦芽と、スプリングバンクと同じクロスヒル湖の水を使用し、2回蒸溜でつくられているそうです。

また今回紹介するキルケランは2nd Releaseの名の通り2度目の出荷分であり、もちろんFirst Releaseにあたるものがあったのですが、そっちは知らないんですよねー・・・・。

ちなみに、名のWork in Progressは発展途上、現在進行中という意味らしく、いかにも新しい蒸留所・ウィスキーであることが窺えます。


さて味はと言うと、キャンベルタウンらしい塩っぽさやオイリー(クリーミー?)な感じは僅かにあるものの、やはりまだ荒々しさが目立つような気がします。
まぁ何といっても6年熟成のウィスキーなので仕方ありませんが・・・。
しかし、キャンベルタウンモルトが好きでスプリングバンクなどは飲み飽きた!なんて方にはおもしろいウィスキーかも知れません。
若いものは若いなりに良さがあるものだと思います。


ちなみに現在は3rdまで出ている模様。
こんにちは。
大阪難波のバーテンダー 貧乏貴族です。

今回紹介するのは、シャルトリューズ(Chartreuse)です。

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まずシャルトリューズの紹介をする前にリキュールとはどういう経緯で生まれたのか、簡単にご紹介致します。

リキュールと言うものは、そもそもスピリッツに薬草等を配合し、生命維持の秘薬として生まれました。

中世、錬金術師達が賢者の石精錬の試みのなかで、偶然に現在の蒸留技術の基礎を見いだし、その技術によって生命の水(アクア・ヴィテ)という名の霊酒、つまり蒸留酒を作り出します。
そして、錬金術師達の一部に、生命の水を越える代物を作り出そうという者が表れます。
彼らは生命の水に薬草等を加える事によって霊酒としての効果を高めようとした、、、
それがリキュールの発祥であるとされています。
(長くなるので内容はかなり省いています)

シャルトリューズも例に漏れず、1605年アンリ四世の宮廷に不老不死の秘薬としてその製法が伝えられたとされています。

しかし、この当時のパリではシャルトリューズ製造に必要な薬草が入手困難であり、作られる事はありませんでした。

そして時は巡り、1764年フランス、グルノーブル山中のラ・グランド・シャルトリューズ教会にその製法が伝わり、そこの修道士ジェローム・モーベックがついにシャルトリューズ(ヴェール)の製造に成功しました。

そして更に時は巡り、1838年、同修道院の修道士プルーノ・ジャケにより、薬草味を抑え、まろやかな味わいにしたシャルトリューズ(ジョーヌ)が開発されます。

以上がシャルトリューズ発祥の経緯であります。

現在でもシャルトリューズは製造されていますが、その原料や配合の方法は秘密であり、それを知るのは三人の修道士だけらしいですね。

また、シャルトリューズには通常生産品のヴェール、ジョーヌの他にもたくさんの種類があります。

それらの紹介はいずれまた。


シャルトリューズ・ヴェール

原材料 薬草の類、約130種(内容不明)
原産国 フランス
アルコール度数 55度
エキス分 23%


シャルトリューズ・ジョーヌ

原材料 薬草の類、約130種(内容不明)
原産国 フランス
アルコール度数 40度
エキス分 33%


さて味はというと、ヴェールはハーブ香・味が非常に強い。
新品のものだと開栓した途端にハーブの香りが漂うほど。
ジョーヌに比べ甘味は少々抑えられている(と言っても甘いのだが)ので、僕的にはこちらの方が好みだ。
しかし、薬草系が苦手な方にとっては”しんどい”お酒であろう。

ジョーヌは美しい黄色と蜂蜜の様なとろりとした甘味からリキュールの女王と呼ばれている。
味はまさに蜂蜜を飲んでいるかの様な強烈な甘味が目立つ。
ハーブ香・味は抑えられている様で、癖はこちらの方が少ないと言えるだろう。
ヴェールに比べ使用されている薬草・ハーブの数が少ないとか、以前聞いた気もするが・・・。
その辺りは改めて調べた後加筆する事とする。



シャルトリューズを使ったオススメカクテル


    アラスカ(Alaska)

    ドライジン 5/6
    シャルトリューズ・ジョーヌ 1/6

    材料全てをシェーカーに入れた後、シェークしカクテルグラスへ注ぐ。
    アメリカ合衆国最北端、アラスカ州の光景をイメージ作られたと言う。
    ジョーヌは非常に甘味が強いので好みによって調節すると良い。
    また、レシピのシャルトリューズ・ジョーヌをシャルトリューズ・ヴェールに替えると、グリーンアラスカ(エメラルド・アイルとも)になる。


    シャルトリューズ・トニック

    シャルトリューズ・ヴェール 45ml
ライム果汁 適量
    トニックウォーター 適量

    タンブラーにシャルトリューズを注ぎ、好みの分量だけライム果汁を搾りいれる。
    氷を入れた後、トニックウォーターを注ぎ軽くステア。
    暑い時期にはぴったりの爽快カクテルです。
第二回 南部の歓び

こんにちは。
大阪難波のBar、jack's innの為一です。

今日紹介するのはサザン・カンフォート(Southern Comfort)です。

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このサザン・カンフォート。
アメリカを代表するリキュールとして有名でSoCo(ソコ)の愛称で愛されているお酒であります。

近頃日本のバーやパブ、クラブ等でキャンペーンを行っているのをちらほら見掛けます。
若い方への認知度は比較的高いのではないでしょうか。


原材料 主にピーチ、加えてレモン他様々なフルーツエキス及びフレーバー

原産国 アメリカ

アルコール度数 24度

エキス分 12%

サザン・カンフォートは1860年代のニューオリンズ、M.W.Heron(ヘロン)というバーテンダーが作ったとされています。
事の起こりは、ヘロンがある樽詰バーボンの味が良くないものだったので、果実などの甘味を加えて美味しくしようとしたのが始まりらしい。

しかし、アメリカの禁酒法時代の訪れと共に姿を消したが、1934年に再発。
紆余曲折あったそうだが、今の地位を確立することとなった。

元々はバーボンベースのリキュールでアルコール度数も40度と高かったが、時代の流れに合わせ現在は中性スピリッツがベースでアルコール度数も24度となっている。

ちなみに、漫画バーテンダーによるとジャニス・ジョップリンという女性歌手が好んで飲んだ酒でもあるそうです。
この辺は調べておいおい加筆していこうかと、、、

味は、ピーチ味に加え言い表しがたいが他の果実味もある。栄養ドリンクっぽい気もする。
しかし、甘さは控え目なのであっさりしています。
レモンとの相性が良さそうですね。


サザン・カンフォートを使ったオススメカクテル

   

     スカーレットオハラ

     サザン・カンフォート 2/3
     クランベリージュース 1/3
     ライム果汁 適量

     シェーカーに全ての材料を入れた後、シェークしカクテルグラスに注ぐ。
     カクテル名は南北戦争時代を舞台にした小説、「風と共にさりぬ」の主人公の名より。


     SoCo Lime Shot
     

     サザン・カンフォート45~60ml
     ライム果汁 適量
     
     材料全てをシェーカーに入れ、シェークした後、少し大き目のショットグラスに注ぐ。