736 魔法使いルーフィ | たまふの書物語まりふ

736 魔法使いルーフィ

そう、過剰な攻撃性を持つ人々の多くは

不幸にして、幼児期に
容認と安堵を得られなかった、かわいそうな
心の持ち主である。

なので、物質や金銭、名誉などで
自らの安堵と安定を求めようとする訳であるが



それは、心の奥底の空虚感から来るものだ。

なので、
治癒すれば健康になれると、神様たちは
考えた。





「まあ、それも人格、パーソナリティのひとつって考えもあるが」と、めぐの国の神様は


自分の国で、すでに行ってしまった事を
振り返りながら。




列車、サンライズエクスプレスは


漆黒の闇を駆け抜け


いま、丹那トンネルを抜けた
深夜23時。



そろそろ、皆が夢に落ちる時間だ。