726 魔法使いルーフィ | たまふの書物語まりふ

726 魔法使いルーフィ

「なぜ、東京電力なのに福島原発なの?」と
フランスの女神は言う。



「そう。東京付近に作るとね、資産家たちが危ないからと言う理由なんだ(笑)」と、ドイツの神様は笑う。



もともと、日本人は多民族国家で
ロシア系、中国系、朝鮮系、モンゴル系、南方系などで占められていて。



中央から離れて住んでいる人達に
不利益があったりした、そんな歴史があったりする。



そういう、迫害された少数派は
仕事がないから
危険な原発で働かざるを得なかったりする。


実は、原発を建設する側面には
そういう人々の雇用の場を作るという
理由もあったりして。


日本の場合、原発を作る費用は
国家じゃなくて
電気を使う庶民が払うので

資産家は何も困らずに、行政も困らずに
そういう、民族差別問題への対処が出来ると言う
そんな理由もある。



言ってみれば、それも
資産家の過剰な欲望だし、攻撃性の表れだと言える。



今もそれは続いていて、爆発した福島原発の
後始末の為に、税金を増やそうとしたりしているね。



日本の総資産の70%は、死蔵預金であると言うのに。


その資産家のお金には手を付けないと言うのさ。



と、ドイツの神様はさすがに達観である。