707 魔法使いルーフィ | たまふの書物語まりふ

707 魔法使いルーフィ

「感動、って言うと
そう、スポーツもそうだし。
音楽で言うと、ボブ・マーリィ」なんて言って

Eric Claptonが歌った
I shot the sherrifを、アメリカの神様は例に出した。


庶民の好む歌には、魂があるだろう。
そう思って。


その歌は、警官がイジメをして
貧しい農民の畑を荒らしたりした。

だから、農民は警官を撃った。


そういう歌で、不条理への怒りが唄われている。




「アメリカだよね。撃った、ってところ」と、ドイツの神様は楽しそうに。




そういう、正義の怒りを持っていて、でも
撃てないから、歌を聞いて。

うんうん、そうだよね。って自分を納得させる。


そういう気持ちの歌なんだ。





「日本にもあるぞ」と、出雲の神様は

古くからヒットしている水戸黄門、を挙げた(笑)。




松下電器がスポンサー、と言う(笑)あたりが
いかにも松下らしい。



それも、多くは悪い役人の不正を
水戸黄門、と言う権力の側が成敗すると言う話。



庶民は、何もしなくてもスーパーヒーローが
助けてくれると言う夢のある話だ(笑)。





「日本も、似てるんじゃの」と、めぐの国の神様も
楽しそう。






自分で撃ったりしないところが、日本人らしい。


そういう民族性があった。