603 魔法使いルーフィ | たまふの書物語まりふ

603 魔法使いルーフィ

そう、誰でも記憶が積み重なって
行動の様式が決まるけど

ずっと、幼い頃
自分が経験した事って、夢の中と


少し似てて。


まだ、自分の見方が決まってないから

積み重ねは、直接心に入ってて



それが後で、性格になったりする。


コンピュータなら、OSを作ってる時に

プログラムを作る人の考え方が影響したり。



ハードウェアの扱いが決まってしまったり。




そんな感じに近い。



スマートフォンでも、iOSやandroid、
それに似せたlinux、いろいろで


似ていても、それぞれ性格が違ったり。



人間は、自分で経験して学習するから

もう少し、自由さがある。




もちろん、神様がしたように


記憶を変えたり

めぐや、魔法使いたちがしてるように
時間旅行をして、過去の自分を変えてしまえば

その、性格を変える事もできるから

神様は、この世界の人々を、争いから救った。


人々の数が増えれば、当然に争う事も増えるんだけど。








リサは、ふと

お風呂場で、温泉に浸かってて


おじいちゃんの事を思い出してて。





「そう、トム・ジョーンズ!」と

独り言を大きな声で言ったので、

naomiも驚いて、(笑)。





「あの、イギリスの歌手の?」と、めぐが言う、。





「ダイナミックだよね」れーみぃ。





そうか、と
リサはひとり合点。



自分が、駅前でイギリスのロックを聞いて
懐かしい、と思って



悩み事が吹っ飛んでしまったのも。



おじいちゃんの好きな、トム・ジョーンズに

似てる、力強いイギリスの歌だったから。





リサの音楽好きは、おじいちゃんの趣味だったんだ。