スノゥ・フレイク 2 | たまふの書物語まりふ

スノゥ・フレイク 2

風に抱かれるように、ふわりふわりと
スノゥ・フレイクは、舞い降りていきます。

小川のそばの、高ーい木を飛び越えて
まきばのあたり、今は雪の原で誰ーれもいない
草原に、ふわりと舞い降ります。

雲の切れ間から、おひさまが顔をのぞかせると
スノゥ・フレイクは、きらきらと輝きながら、思います。

....いいな、なんだか。

幾何学的な雪の模様は
おひさまに照らされて
まるく、柔らかな
雪のたまのようになりました。