遅くなりまして申し訳ありません。でもおかげで重要な情報が見つかりました。
中国各地で湧き上がった反日デモ。

なぜ各地で、そして同時期に湧き上がったのか?

ヒントはインターネットにありそうです。

【大紀元日本8月12日】インターネットの普及が急速に拡大する中国では、当局がネット世論を操作・誘導するため、政府擁護の意見をネットに発表する匿名の「ネット評論員」を大量に雇っている。民間で「五毛党(ウーマオダン)」と呼ばれるこの匿名集団について、米VOAはこのほど、詳細に報じた。その内容は以下の通り。
 
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共産党が絶対的権力を握り、国家の政治、司法等の権力を独占するこの国において、党のために従事するこの集団は秘密裏に運営されており、組織そのものの存在、活動方式と計画、およびそのメンバーの身元など全て極秘事項である。

 ところが、極秘事項のはずの「五毛党」の存在を知らない中国人はいない。国際社会にもその名が広がっており、世界の各メディアの関心を呼んでいる。重大な事件が発生して、中国国内のウェブサイト利用者の意見が噴出するとき、「五毛党」は連日連夜働いて、「党」のために精一杯尽くすのである。

 なぜ「五毛党」と名づけられたのか。 これは非公式な名称である。中国共産党政権から特定の「手当て」をもらう匿名集団を指すわけだが、その金額が、いつしかあだ名となって定着した。

 彼らはインターネット上で、中共およびその政権への批判的意見を探って追跡したり、影響力のある異見者を監視したりしている。また、以前暴露された中共の内部資料によれば、中共の宣伝機関がいわゆる「ネット評論員」を雇い、インターネット上で一般のウェブサイト利用者に扮して中共寄りの書き込みをさせる。一つの書き込みに対して、中共から5毛(約6円)の報酬が支給されるというわけだ。 

http://www.epochtimes.jp/jp/2011/08/html/d42927.html



これを踏まえたうえで、本題です。



【中国警察「反日はこっち!領事館までバスで送る」 外務省「自発的行為」と強調】


 上海の日本領事館前にいたネットユーザー「永不停息的双色球」はミニブログで18日の現場の様子を伝えた。


【大紀元日本9月19日】


「警察は集まった人を効率よく日本領事館のある古北行きの貸切バスに誘導した。(集合場所では)プラカードを掲げたりスローガンを叫んだり立ち止まったりしてはいけない。バスにはさっさと乗らないと取り残される。見物したら殴られる。警察は拡声器で『反日はこっち!領事館までバスで送る』と呼びかけていた」

 

深セン市の「花総去了金箍棒」は抗議デモの呼び掛けでデモに参加。

「デモに参加すれば食事も出るし、飲み物も出る。国旗、横断幕、のぼり、プラカードが配られる。スローガンや注意事項を教えてくれる人もいる。行進隊はグループに分けられ、そのリーダー役も決まっていた」


 「記者劉向南」は書き込みと同時に写真も投稿した。

「退役兵士が来た!大学生らは『毛主席(毛沢東)は日本人を追い出した。今も毛主席の戦士が頼りだ』と声高々。

私は彼らに聞いた。毛主席はいつ抗日した? あの時、毛主席は延安(共産党の革命聖地)で子作りしたり、アヘンを育てたりしてたんじゃないか? 大学生は黙った。

兵士らは『私たちは何も知らない。上の人に来るようにと言われたから来た』」


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(ネット写真)


左の写真は 「防弾ベストと無線のイヤホンをつけた市民?」

右の写真は深セン市の反日デモの静かなひとときを写している。

数十人の赤いポロシャツを着た人が輪になって座り、真ん中に座った数人は無線をつけていた。また、デモ出発前に「デモ隊」と暴動防止の警察が一緒に整列した様子が写った写真もネット上に流出している。   



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 今回の反日デモに5つの特徴を挙げるネットユーザーもいた。

 

1.多くの都市で同時多発 

2.破壊隊は人数は多くないが攻撃力が強く、どこの都市もほぼ全員が青・中年男性で、集まるとすぐに狙いを定め、とにかく破壊 

3.警察は暴動を強制的に制止しようとしない 

4.国営メディアは暴動行為をいっせいに「愛国行為における過激な表現」と定義

5.暴動を撮影した写真はすぐに削除される


 一方、中国外務省の洪磊副報道官は18日の定例記者会見で、中国で発生した反日デモを含む一連の抗議行動について「民衆の自発行為」と強調した。
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/09/html/d42160.html  


【反日デモに当局の影 中国、組織的に動員か】
「100元(約1200円)をもらってデモに集まった人もいる」。福建省のデモに参加したという男性が打ち明けた。中国シンクタンク研究者は「全国のデモを支援する出資者がいるのは間違いない」と述べ、大規模デモが組織的に行われている可能性を指摘する。
http://www.47news.jp/CN/201209/CN2012092001000812.html  



「デモを支援する出資者がいるのは間違いない」
だよねぇ、でなきゃあんなに多くの(同一・同色の)旗やプラカード、横断幕なんて用意できんもん。
そして「大紀元」にはこんな記事も・・・


【「仕掛人」に操られる反日デモ 権力闘争の影が見え隠れ】

「突如現れたこれほど大規模な抗議活動の裏には、(高層の)権力闘争の影が見え隠れする」。

今回の反日デモが暴力行為に発展したのは、中央政法(司法・公安)委員会や中央宣伝部を中心とする薄煕来支持勢力が裏で仕掛けたことが原因。彼らはこれによって中国の内政・外交に混乱をもたらし、秋に予定されている党大会の開催を妨害することを目論んでいるという。

 勢力削減を恐れている薄・周、さらにその裏にある江沢民一派は、尖閣問題を利用して党大会の開催を延期させ、稼いだ時間で派閥の巻き返しを狙おうとしている。大紀元(中国語版)が入手したこの情報も、今回の反日デモの組織がらみの暴動行為に裏付けられている。
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/09/html/d42160.html  


やはりね、思った通り。 薄の後ろには習が、習の後ろには江沢民がいる。
そして薄はといえば

【薄氏、妻の英国人殺害を知っていた可能性 元側近が公判で証言】 (9月20日)http://www.cnn.co.jp/world/35022016.html?ref=rss  



まぁこいつが失脚しようと知ったことではないが、とにかく暴動によって被った日本企業の損失が痛い。

【中国暴動被害:ジャスコ24億円・平和堂10億円・トヨタ車100台炎上・ホンダディーラー全焼・日産車10台・パナソニック他10社近くの生産ライン】http://2chmeme.com/news/5dd116b1f2e0bc86461e45caaf285d42  



これは実害だけど、2次的被害も。


【情報BOX:中国の反日デモ受けた日本企業の操業状況】
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE88H00R20120918?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0

(暴動の被害によって株価の下落が懸念されるということです。株式に興味ない人は開かなくていいかも)

さらに



【反日デモの保険金支払額、数十億から数百億円の可能性=損保協会長】
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE88J04M20120920?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29  







反日デモの真実が明るみに出てきたわけですが、暴動の理由はそれだけではなく大衆の不満もあるはずです。

とにかく中国は政治家や警官の汚職がヒドイ。

米国カーネギー財団の調査によると2003年の時点で汚職で消えた金額は860億ドル。これを現在の中国GDPに照らし合わせると約2000億ドル(15兆6000億円)。90年代後期、約16000人の官僚が1250億ドル(9兆7500億円)を着服し、公営住宅建設の予算から4億7100万ドル(約367億円)が不正に着服された。(ニューズウィーク調べ。1ドル=78円で計算
結果、インフラは手抜きだらけで、高速道路は橋脚からもげ落ち、ビルは傾き、洪水が発生。
前述の五毛党についても中国高速鉄道の事故がきっかけで、存在が明るみになったらしい。五毛党が呼びかけて反日に誘導し、警察が先導して暴動を起こす。 
いやぁ、全く組織的じゃぁないか。



大東亜戦争(太平洋戦争)の引き金ともなった通州事件も当時の中国保安隊が居留地の日本人を虐殺したことによるものだった。

歴史は繰り返すのかそれとも、世界がそれを望むのか。

ハイハイ ワロス ワロス



通州事件 http://www.h3.dion.ne.jp/~urutora/tushujiken.htm