実は、ウチは子どもが二人とも男で、学生時代は吹奏楽をやっておりました。
田舎なので、文化系の部活動は吹奏楽一択なのです。
長男はホルンで実家から通える大学に進学してきれた事もあり、舶来の楽器を買ってあげました。そういう約束だったので。
しかし次男は北海道外の行きたい大学に行った事もありまして、楽器は買ってあげませんでした。生活費は奨学金で賄い、今年からは給料も一人前に貰っているので、自分で払っています。
次男にしてみれば、楽器を買ってくれなかった事が不満だったらしく、先日ちょっと口論になりました。
ただ、今は実家に住み生活費も払っていないので、それでちょうどいいくらいかな、と思ってました。
どちらも、大学を卒業してからは一般バンドなどに所属していないので特に不満はあっても困ってるほどじゃ無いだろうし、友人から楽器も借りていたのでそれで充分かと思ってましたが。
先日、マウスピースを買った札幌の楽器店が「チューバ&ユーフォニアムフェア」を開催すると。
あ、次男はユーフォニアムで、私がトロンボーンの持ち替えを勧めても頑として「俺はユーフォニアム奏者だ」と聞き入れない男です。
その「チューバ&ユーフォニアムフェア」に行くと言ってたので、半信半疑でしたが、当日に携帯に着信があり「買ってもいいか」と。
「もう少し家事を手伝えば、生活費は入れなくてもいいから、気にいったものを買ったらいいよ」と回答したら、60回無金利に惹かれて、ベッソンのGPを買ったようです。
しかも、ベルの内側だけじゃなくて、全体が金。
でも、お高いんでしょう?
え?
マジ?
お父さんのソプラノ、アルト、テナーを3台合わせた金額よりも高いじゃないか!
ちゃんと撮らなかったけど、魅惑の金ピカですよ。
確かにいい音がする、オマケにこいつ上手いな。
私の20代では、考えられないくらい思い切った買い物でしたね。
っていうか、私の場合、アレもこれもだったので、一種類でそんな高いのは思いつかなったのもありますが。
しかし、ユーフォニアムって高い割に用途が限られてコストパフォーマンスが悪いなぁ〜。
どこかのでバンドに所属して一生の趣味にしてくれれば、それでいいか。
楽器に関しては大甘な家庭でした。
では、また。