

お得意の「霊→人間」ではなく、「人間→人間」の構図で人の暗黒面を描いたサスペンス作品

サスペンスホラーとか精神破壊(メンチサイド)ホラーとも呼ばれてるらしい

作者が少女漫画に倣って瞳の描き方を変えた最初の作品でもあったりします

田舎の学校に転校してきた少女野咲春花(表紙の子)が、家族を焼き殺される迄の壮絶なイジメに遭い、その復讐が始まっていく…
と、いった感じのお話

てか、こんな子が本編で人を殺めてしまうのです(;゚д゚)
思い切った描写がされており、血はもとよりいろんなモノが飛び出します(((;゚д゚)))
春花転校当初の友人であった小黒妙子…物語開始時はすでにイジメのリーダー格として描かれてます

最近、携帯で終盤しか読み返してなかったので綺麗なイメージしか残ってませんでしたが…

実はかなり凶悪に描かれていたことに改めて気が付きました( '・ω・`)
しかし、終盤…

ここしばらく、このイメージしかなかったんだけどなぁ(*´д`)
復讐の原因となった「放火」には直接関与してないにせよ仲間が暴走したことを悔い、また春花も被害者でありながら「強く生きて」と励ますのでした(´;ω;`)
個人的には春花より小黒のが好み

まだ「でろでろ」「ゆうやみ特攻隊」を読んでない現時点では、押切ガールズ第三位だと思ってます(ノ∀`*)
しかしながら…

春花ではなく、仲間によってその命を落とすことになります。・゚(/o`)゚・。
小黒に限らずこの作品、登場人物の誰一人として幸せになることなく終わります…
読後に「欝」になりたい人はぜひ読んでみて下さいな…
※次回更新時は、そんな小黒さんで少し遊んでみようと思います(*'丱`)