ゲンゴロウのはなし ⑤ ~終齢から蛹へ~ | 水の星へ愛をこめて

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釣りだったり、アクアリウムだったり、猫だったりのブログです

 

 

 

「ゲンゴロウのはなし」シリーズ

 

 

前回は二齢幼虫まで紹介したのですが

今回は終齢~蛹の話です。

 

 

ちなみに画像はマルコガタノゲンゴロウの成虫が鈴なりで甲羅干ししてるところ


人気の枝流木は常にこんな状態です ( ´艸`)

 

 

 

 

 

さてさて

最初は小さかった幼虫たちも

 

 

 

 


日々のお世話の結果


すくすく成長し

 

 

 

 


いよいよ三齢(終齢)へ


個別飼育用のプラカップいっぱいになってます (;´▽`A``

 

 

 

 

 

管理の様子

 

虫嫌いの人が見たらタマラン地獄絵図ですが
ゲンゴロウ愛好家の人が見たらタマラン光景 (♡ >ω< ♡)

 

 

 

 


ちなみに前回でもチラッと紹介していましたが、終齢幼虫の餌は小赤(肉食魚等の餌として一尾10円程度で売られてる金魚の子ども)なのですが

 


その時の生き残りのコが

後年こんなにまで成長しています

 

 

こっちも見てやって下さい

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話をゲンゴロウに戻して

 

 

 

終齢幼虫への給餌ですが、基本一日に小赤一匹です。

朝方に遣ると直ぐに喰らいついて、その後2~3時間は喰らい付きっぱなしになります。

 


その際ゲンゴロウの幼虫が小赤に注入した強力な消化液のせいで、小赤の身はドロドロに溶けていき

プラカップの水も強烈に汚れていきますので、幼虫の食事が終わったら(満腹になると「ごちそうさんドキドキ」みたいな感じでキュポン!と小赤から口を外します)早急に小赤の撤去&プラカップの水換えが必要となります。

 

 

特に今のような暑い時期は給餌後の処置が遅れますと、速攻で水が腐り、悪臭を放ち

最悪の場合は幼虫の死亡に繋がりますのでくれぐれも忘れずに対応してあげて下さい。

 

 

 

ちなみにどうでも良い話ですが

この頃の自分は幼虫の世話の為、夜明け前に琵琶湖に釣りに行っても、昼前頃に一旦京都市内の家に帰って夜中に遣った餌の後処理&水換えをして

その後再び琵琶湖へ戻って釣りをするって馬鹿げた事をやっていましたよ ヽ(;´ω`)ノ

 


現在、腰痛持ちになってるのも、この時のアホな行動が往々にして影響してると思ってます (///∇//)

 

 

 

 


そうやって愛情たっぷりに育てていくと

丸々と太って

 

 

 

 

 

ある日突然餌を遣っても食べなくなり

体色(特に頭部)が透明掛かった金色になったらいよいよ上陸です。

 

 

 

 

 

広い飼育スペースが有れば飼育水槽内の一部に土を盛った陸地を作って

幼虫自らが上陸して土に潜って蛹室を作れるようにしてやっても良いのですが

うちの場合はそもそも飼育頭数が多過ぎて、とてもじゃないですがそんなスペースは有りませんので

 

 

蛹化用にプラケースを用意してやりました。

 


ちなみに今は亡き京大近くの「京都熱帯魚」で70~80個のまとめ買いをしましたよ (≧▽≦)

 

 

 

 

 

蛹化用プラケース内の詳細ですが

使う用土はホームセンターで売っているピートモスを使用。ちなみに自分は「無調整」の物をチョイスしました。

 

ピートモスはたっぷりと水を吸わせた後、軽く絞って水気を切ります。

ベチャベチャは駄目です。

 

そしてプラケースに入れていくのですが、その際底から1cm分ぐらいはピートモスを指でギュウギュウに押し固めてガッチガチに締めてやるのがコツです。

そうしてやると潜っていった幼虫が、その境目のところで蛹室を作るんですよ (o^-')b


プラケースの底沿いに蛹室を作ると温度や湿度の変化が出やすくなるので
小さい事ですが是非実践してやって下さい。

 

 

 


底のピートモスをギュウギュウ固めてやったら、次はその上に入れてやるピートモス。

こちらは幼虫が潜っていける程度にフンワリと。

硬すぎず柔らかすぎずがキモです。

 

 

 

 

 

そして餌を食べなくなって丸一日ほどが経過した終齢幼虫を、このプラケースへと移し変えてやります。

 

そのタイミングが結構重要で、遅いと水の中で溺れてしまいますし


早すぎると土に潜らずに表面でボーッと過ごし、「早すぎた!」と思って再び水に戻しても調子を崩して死んでしまう場合も有ります。


自分は100匹近く居た幼虫の内で、一匹だけコレで殺してしまった苦い経験が有ります (ノ_・。)

 

 

 

 

 

無事にピートモスに潜っていったのを確認したら、後は「ひたすら触らない!」が鉄則 (・∀・)/

ほじくり返したり、ましてやプラケースを引っくり返すなんて言語道断。

 

 

 

温度や湿度の管理も重要なポイントで

自分はこのような保温管理ボックスを作りました (・ω・)b

 

 


ちなみにこの時の季節は秋~初冬だったと思うのですが、ダンボール箱の底に犬・猫用のパネルヒーターを入れ(現在は餅さんが愛用していますw)て、上に新聞紙を厚めに敷き

その上に断熱シートを加工して底面と横面をスッポリ覆ってやりました。

温度が上がり過ぎるのも禁物です。

 


天面は新聞紙を被せて、普段はダンボール箱の蓋を閉じておきます。

保温ボックス内の温度が分かるように温度計も入れておいてやりましょう (o^-')b

 

 

そして一日置きくらいに霧吹きでピートモスに適度な湿り気を与えてやり

待つこと一週間~二週間(すいません、ココ大事なとこなんですが記録していたデータ紛失しました (TωT))

 

次回、いよいよ新成虫の登場です。

 

 

 

ゲンゴロウのはなし ⑥ へ続く