自分にとっての理想の爪の形というのが見えてきました。

今までは、おおざっぱに分ければ「丸い爪」、「尖った爪」をその時の気分や曲に合わせて(いい加減ですね笑)繰り返し使用してきた感じです。


私が感じた音の違いは、

親指側で弦に接触→小指側で発音という前提で、

オーソドックスな丸爪(指の形に沿ってカット、掌側から見て長さ1mm~3mm)にしている時は、膨らみのある密度の濃い音、甘い音が出し易い様です。


と同時に、音にネチっこさも生まれ、自分的にはイマイチな感がありました。


もっとクリアでシャープなシャキっとした音を出したいなと。


そこで左右の膨らみの部分をカット、小指側を尖らせて親指側へ向かって平に削る角爪にしてみました。


一言で言えば「透明感のある鋭い音」が出ますが、膨らみのある音は以前より当然出しにくいです。


このバランスをとる為には、爪の先端の角度を変えてみればいいんじゃないか?
ベストな角度があるんじゃないか?

と思う様になった訳ですね。


早速実験しました。

やり方は、人指し指→120°位 中指→110°位 薬指→100°位

にそれぞれ削り(先端までの長さは何れも3mm)、同じ弦の同じ位置を、同じ強さ・角度でアポヤンドで弾弦するという方法で行いました。


結果は、何度聴いても一番良い音が出るのは、一番鋭く尖らせた薬指でした。


それも、驚く程ハッキリした音の違いです。ほんの少し角度が違うだけで。


ビールで言えば、「雑味のないクリアな味、それでいてコクのある・・」といった感じですかね(笑)


対して人指し指・中指は丸爪の時とほぼ同じ。音も感触もかわりばえしません。

薬指のタッチの感触はこれ以上ない程スムーズで、アポヤンドした時に「ストン」と指が抜ける感じです。


爪は道具に過ぎないかもしれないですけどね。


歌で言えばマイク、バイオリンの弓みたいな。


今後もトレーニングで指を鍛え、技術を研いていこうと思います。


そして何よりも大切な歌心を決して忘れずに。



◆「ラグリマ(涙)」

メロディを弾く指を中指から薬指に変更させる。

この曲の持つイメージに合う音はやはり薬指の繊細で透明感のある音が適しているかなと。


◆ソルの「月光」

単純なフレーズの繰り返しだけにリズム・ビートが狂わない様に細心の注意を計る。

3/4で、3拍目が次の1拍目に繋がるパターン。

歌い回しに気を付ける。


◆「CAVATINA」

集中力がある内は目立ったミスも無く弾けるものの、3回4回と続けて弾いていると段々ボロボロになってくる。

これはどの曲にも言える事で、段々緊張感がなくなってくるせいかその日最初に弾いたモノが一番良い。

毎回人前で弾くつもりでやれば違うだろうか。


◆「アルハンブラの思い出」

指のスタミナがついてきたせいか、途中でバテる事はなくなったがまだ右手薬指が弱い。

薬指の単独トレーニングを取り入れるべきかもしれない。薬指さえもっと自由に動けば指弾きはかなり楽になるはず。

練習の際、脳がしっかり動かす指を意識しているか、何も考えずに指を動かしているかでは効果は倍程違う。

しっかりと意識下でトレーニングをしよう。
薔薇のクラシックギター奮闘記-200812232118000.jpg

10万円のYairiギターです。

使用してまだ1年足らずですがもうこれ以外のギターは考えられませんね。


やはり愛着のある物が一番です。
◆「ラグリマ」

現時点ではほぼ完成。運指もアーティキュレーションも自分の実力の全てを出し切って仕上げたつもりだ。

この曲の大変な所は、模範演奏が殆んどないという事だった。一般に初級~中級の曲と言われているのでプロの録音にお目にかかれないのだ。

参考にすべき音源がないのは独学の俺には辛い所だ。

一日一回でも弾いて熟成させていく事にしよう。でも数ヵ月後になればまた色々改善すべき点が出てくるかもしれない。


◆ソルの「月光」

運指も決まった、後は音楽的に仕上げていこう。

最後のセーハが連続する部分。ギターを始めた頃は手も足も出なかったが、やっとレガートに弾ける様になった。

この部分をきちんと歌わせられれば問題ないと思う。

◆「スケルチーノ・メヒカーノ」

ある意味アルハンブラより難しい。左手に関しては超難曲かもしれない。

楽譜はたった2ページで、見るからに簡単そうだけど、左手が一筋縄ではいかない部分が前半2箇所出てくる。

今はその部分の成功率50%くらい。半分は音がかすれる。

楽譜通りには何とか弾ける様になっても、「余裕で弾いている」感を出すには今の自分の基礎力では無理なようだ。


◆アルハンブラの思い出


右手薬指の爪が大分伸びてきた事と、薬指に力がついてきたせいか、今日はトレモロが過去一番綺麗だった。


この曲は、右手の難しさだけが言われるが、右手が動く様になるにつれ自分の左手の遅さに気付く様になった。

ギターにおける左手は、指揮者として曲をリードする存在でなければならない。

ほんの一瞬でも左手がもたついたりすると、音は途切れるし聴く側には頼りない演奏に聞こえてしまう。


まして、トレモロなど高速で右手を動かす曲の場合、左手の遅れは致命的の様な気がする。


アルハンブラの左手は瞬間移動させる位のつもりで動かさないと駄目だと思った。




◆「ラグリマ」F・タルレガ

右手の運指を若干変更する。

メロディをよりレガートに弾ける運指を発見した。

独学でなかったら絶対生まれなかったアイデアだ。(笑)


このアイデアをソルの「月光」にも適用すると、

以前とは演奏のキレが全然違う。

やはり何事もアイデアが大事だ。

教科書に書いてある通りに何年努力を重ねても、それが自分に合っていなければ意味は無いのだから。


「カプリス24番」

全体を通して弾く。

ハイポジションでの高速半音階フレーズと、最終章の高速アルペジオがやはり鬼門だ。

前半の鬼門だったオクターブハーモニクスの部分は何とかクリア出来そう。


◆「別れのプレリュード」(モンテス)

レパートリーになっている曲。
今日は更に抑揚をつけて弾いてみた。

何回弾いても楽しめる名曲だ。


◆「アルハンブラの思い出」
音色について

やはりフレットポジションでの甘い音が好きだ。

ブリッジ寄りのキンキンした音はあまり好きではない。