[1日1カクテル660杯目]ウォッカアイスバーグ Vodka iceberg | 大宮 Bar彩月庵~Barの彩時記~

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[1日1カクテル660杯目]Bartender sir106

昨日は常連さんがご両親を連れてご来店くださり嬉しい限りです♪


今日は暑い1日ですね。

そこでご紹介するのは冷たいこちらのカクテルです。

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《ウォッカアイスバーグ Vodka iceberg》

Bartender vol13 Glss101 「見えない氷」

スタンダードレシピ

・ウォッカ60ml

・ペルノー1/2tsp


ロックグラスに氷を入れウォッカを注ぎ、そこにペルノーを加えて混ぜ合わせて完成です。


※劇中ではスミノフウォッカとペルノーを使用



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「アイスバーグ」とは「氷山」のこと。

ですので、「ウォッカベースの氷山」。


ウォッカに風味付け程度のペルノーを加えるというシンプルこの上ないレシピになっています。


カクテルブックによってはペルノーではなく「アブサン」や「アニゼット」を使っている事もあります。


このカクテルはアメリカの雑誌「エスクァイア」に掲載されたのが始まりです。

「エスクァイア」誌が企画した有名人の作ったカクテルでジャーナリストの「ナンシーバーグ」さんが作ったとされる一杯です。



Bartender劇中でウォッカアイスバーグの味わいを

“クリアなウォッカに、ペルノーの香りが怪しく漂う複雑な美味しさ”

と、表現しています。


「怪しく漂って」という表現はなかなかできる物では無いですねー。



この回、氷山からの話しで

“氷山の下にどれだけ見えない氷を蓄えられるか、それがバーテンダーの力になります。


映画や芝居や絵画を見る本を読む音楽を聴く大事なのは技術を支える感受性です。


愛すること、傷つくことへ、後悔すること・・・


でも時々見えない氷にはいろんな不純物も堆積しています。


慣れ、放漫、自惚れ、怠惰・・・

そこから生まれる小さな不注意”


また、こういうセリフも出ています。


“迷わないのは努力を忘れて奴だけだ

だからどんな天才も迷う

そして迷うことでしか壁は破れない”

とも、言っています。


仕事をする上で初心に戻る話です。


それでは今晩も良いお酒を。


本日日曜日は定休日となっております。

また明日からお待ちしております。


Bar彩月庵

さいたま市大宮区大門町2-25-2

野原ビル3階

Tel 048-782-8558

〈営業時間〉18:00〜26:00

(25:00時点でノーゲストの場合は早仕舞いの事もあります)

日曜日定休(連休の時は最終日)