おかげさまで1日1カクテルも200杯目。
今日ご紹介するのはスタンダードカクテルです。
〜ギブソン Gibson 〜
⚫️スタンダードレシピ
・ジン5/6
・ドライベルモット1/6
・パールオニオン
→ステアしてパールオニオンを飾る。
スタンダードカクテルにつき物の元祖はどこか問題。
ギブソンの発祥もはっきりとは分かっていません。
共通しているのは、「ギブソン」とは人名であると言う事。
では、ギブソンさんとは誰か?
よく紹介されているのは1880年代〜1930年代に活躍していたイラストレーターの「チャールズ・ダナ・ギブソン」さん。
ギブソンさんが描いた「ギブソンガール」というイラストのシリーズが流行ったそうです。
このギブソンさんがニューヨークにあるプレイヤーズクラブで飲んでいたことから名付けられたと言われます。
プレイヤーズクラブでバーテンダーのチャーリー・コナリーさんにマティーニをアレンジして欲しいと頼みます。
その時に「ノービターでオリーブの代わりにパールオニオン」にしたといわれます。
ちなみに、海外のサイトにはこのギブソンさんはお酒が弱くパーティーの時にカクテルグラスに水を入れてパールオニオンを飾りカクテルを飲んでいるように見せていたという話も掲載されています。
他にも海外のWikipediaには銀行員のギブソンさんがクライアントとの外食の際に冷静でいられるように、カクテルグラスに水を入れるように頼んだのが始まりという説も書いてあります。
他のグラスとの違いが分かるように、パールオニオンを加えて目印にしていたそうです。
他のギブソンさんの話もありますが、長くなりましたのでまた明日。
それで今晩も良いお酒を。
Bar彩月庵は18:00よりお待ちしております。