先日、Classicのスタッフでイチローズモルトの秩父蒸留所を訪ねてまいりました!
西武鉄道 秩父駅からタクシーで20~30分。山を上った先にその蒸留所はありました。
世界で一番小さい蒸留所
世界で唯一”ミズナラ”の発酵槽を使ったウィスキー
その製造過程を、肥土伊知郎さん本人に案内していただきました!
1.原料となる麦芽の貯蔵庫になっているキルン塔

2005年創業。真新しいキレイなキルン塔です。
2.原料となる大麦

今後、ドイツ産のものから地元の畑で育った大麦を使っていく予定だそうです。
3.大麦を削る精麦器(ローラミル)

こちらはイングランド産
粉砕された大麦は削れた部位ごとに呼び名と用途が変わってきます。
4.世界で初の”ミズナラ”発酵槽!

前例がないので、肥土さん自身もまだミズナラの発酵槽だとどうなっていくのか、
まだハッキリ言えないんだそうです。

ちなみにこの発酵槽は横浜にある会社で製造してるんだそうです。
5.蒸留器(ポットスチル

ミズナラの発酵槽で発酵された次にこの蒸留器で蒸留。スピリッツを生み出していきます。
蒸留器としては最小サイズ。より味が濃く、しっかりしたものになるよう工夫された形になっています。
蒸留器には中を見るための窓がついており、その窓をみながら蒸留中の泡が、パイプラインまで行かないよう確認しながら蒸留していくんだそうです。
熱加減も手作業。感覚で行われる大切な作業です。
6.蒸留された原酒を熟成させるための樽!

イチローズモルトさんでは世界でも類をみないくらい種類の樽を使用して試行錯誤していらっしゃいます。
バーボン樽の端っこを切って作ったクォーターカスク
ホワイトオークではなくレッドオークの一部を使った樽
シェリーのクリアデラ樽
いったいどんなウィスキーが今後出てくるのか楽しみですね!
一通り見学を終えた後、イチローズモルトを数十種類試飲させていただくことができました!
写真のものはイチローズモルト ザ・ファースト

Classicスタッフの質問にも肥土さんは丁寧に答えてくれました。
カードシリーズのカードはどう決めるか
今後の方針
などなど…とても楽しい見学会になりました。
そこで、スタッフが勉強をしてきたイチローズモルト。
3/15から4本限定で皆様にご提供させて頂ければと思っております。
詳細は後日改めてお伝えいたしますので、楽しみにお待ちくださいませ。
それでは今日はこの辺で。
皆様、今日も良い夜を。