ペティナイフ | BAR white L(ホワイトエル)のブログ

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天神橋最南端のBARです。
「身近で温かいオーセンティック」
をコンセプトに下町のbar文化を発信していく所存です。
心地良く背筋を伸ばし、限りなく心に寄り添う。
white Lはそんなお店でありたい。

BAR white L
ほぼ無休 18時〜4時
大阪市北区天神橋1-10-9 2F

タコライスが無性に食べたい。
でも普通のチーズじゃ駄目。なるべく毒々しいゴルビージャックを大量使用するのが好ましい。
そう、沖縄本島のキングタコス。通称「キンタコ」の様な...。
とどのつまり沖縄へ行きたい、鈴木です。


月に最低一度、包丁を研ぎます。
簡易器具では無く、ちゃんと砥石で。
お気に入りはシャプトンの「刃の黒幕」。

好きなんですよ。
砥いでる間心が静まる。
侍ソウルですな( ̄∇ ̄)

キッチンの数本とカウンターのペティナイフを砥ぎ上げます。

特にペティナイフはBARの命ですからね。
念入りに。

ところで、この街に素晴らしい刃物店があるのをご存知ですか⁇

商店街内、天神橋3丁目に位置する

「國重刃物店」

安永年間から240年続く刃物屋さん。現当主で8代目の名門です。
元は勿論刀鍛冶。かの大塩平八郎の脇差も「國重」の銘が刻まれていました。
明治維新の廃刀令以降は包丁や彫刻刀を手掛け、現在も仏師や能面師がお得意様。
勿論、料理人も。関西中の料理人が國重の包丁を求めて南森町を訪れます。

当店のペティナイフも國重刃物店の物。
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砥ぎ過ぎて銘が消えておりますが、間違い無く國重刃物店の包丁。
鋼が優れているのは分かるのですが手入れが大変ですからね。特に柑橘類を日々カットする我々には不向き。
モリブデン鋼のペティナイフを愛用しております。

斬れ味、硬さ、扱いやすさ、錆への耐久性、全てが最高レベル。しかも一万円以内で購入出来る。

ドイツの某有名メーカーなど足元にも及びません。

年に一度はお店へ砥ぎに出します。
やはりプロの刀鍛冶、新品の斬れ味で返ってくる。

後は毎月心を侍に個人でメンテナンス。

包丁購入をお考えの方。
ヘンケルスもグローバルも良いけど、是非國重刃物もご検討を。

なんか回し者みたいやな( ̄∇ ̄)