いつもご来訪頂き、いいね、コメント、ありがとうこいますm(_ _)m
心から感謝しています


今回の寄稿は
あまり前向きな内容なく
不快な事ばかりになりそうでが
備忘録として残しておくことにします
乱文ご容赦…


2017年11月10日(金)

念願の沖縄旅行
出発!


そもそもこの旅行は
2カ月以上前
肝臓、腹膜への転移が発覚した直後

少し気が早いかと思いましたが

病状が悪化して
体が動かなくなること懸念して

せめて大好きなダイビングだけは
元気なうちにもう一度だけ
やっておきたいたと
思い出作りのために計画しました

元々年数回
ダイビングに行ってましたが
可愛い怪獣達が生まれてからは
どうしても物理的に難しかったので…

三年前から家族で楽しめるキャンプを
本格的に始めました
これはこれで
随分ハマってしまいました♪

ただ
元々は海が大好き過ぎて
どうしてもダイビングで
海に癒やされたかったから

両親に協力を得て
更にオーストラリアから
帰ってきている妹達も含めて
旅行を計画するこができました


旅行数日前から
体調を壊しました
猛烈な下痢と熱、背中の痛みなどで
寝てることも多かったので
リハビリしていた下半身の動きにも
やや違和感を感じてました
この時点で一度旅行を
諦める覚悟もしましたが…

それでも
なんとか体調を回復させて
妻の説得もあり
出発することが出来ました


無事に
石垣島経由小浜島到着♪
今回はメンバーや私のことも考慮して
「はいむるぶし」
という素敵なリゾートを選択しました
※普段はゲストハウスも利用しますよ♪


しかし
実はスッキリしない天気(T^T)
天気予報も徐々に悪くなる一方…

初日はビーチが見えるカフェで
波の音をBGMを聞きながら
ゆっくり夕飯を頂けました♪

これが
この旅行で
一番くつろげたひとときだったかな…


この時すでに
違和感のあった下半身は悪化していて
1人で杖の歩行がままたならい状態


部屋に帰り
数時間休んで
24時前には自力で足を動かすことが
困難になりました…


下半身が肉塊となっていく恐怖を
再び味わうことになりました

更には排泄障害として
尿、便共に自力での排泄が困難になりました


この旅行を目標に
ここまでリハビリを頑張って来たのに

今まで積み上げてきた物が

全て崩壊するかのように


病気になって今まで
妻の前では一度も見せたことはなかったけど

もう
涙が止まりませんでした



★   ★   ★

次の日
電話にて状況を先生に説明すると
まずは沖縄で行ける病院に行くよう
指示を受けました

小浜島には診療所しかなかったため
石垣島まで戻り八重山病院に
お世話になりました

※とても昭和過ぎる病院でしたが
ここのレストランは
食べログランキングで上位なんだそうです☆

こちらでは
最悪手術も想定して
CTを撮影して頂きましたが
詳細はわからず
ますば炎症を抑えるステロイド投与
排泄障害回避のため
あの恐ろしい苦行「尿カテ」の挿入

これら処置をして頂き
主治医とも連携を取って頂き
先生方と妻の意向を含めて
痛みは薬でコントロール出来ていることから
このまま旅行を継続して
家族との時間を過ごす流れに落ち着きました

二日目は
小浜島から石垣島の往復
離島ツアーで一日が終わりました…



ダイビングについては
到着してからショップに確認を取りましたが
そもそも麻薬系痛み止めを
使っているのでNG
(わかっていたけどダマで行くか?とか)

また脊椎を手術した人で今まで
3m位潜ると水圧で痛みが出て潜れなかった
ケースがよくあるとのとで
潜るには医師の診断書が必要との事
先生には了承を得ていましたが
恐らく痛みが出て無理だったのかもしれません

楽しみにしていた
ダイビングは
残念ながら断念することになりました


それでも
シュノーケルで水中撮影位は
楽しめるかなと
淡い気持もありましたが
尿カテ挿入の時点で
これまた断念

そして
降り続く雨
小浜島滞在中は晴れは期待が出来ない
他のアクティビティーや
景色に癒やされることすら
許されませんでした


また
下半身が不自由だと
本当に細々した介護が必要になるわけで

何をするにも
手伝って貰うことが必要で
家族みんなが気を遣ってくれる
本当に感謝の気持しかありません

しかし
この気遣いや
毎回の細々した介護作業が

申し訳なくて
情けなくて
哀れで

自分自信が耐えられなくなりました


既に旅行の目的が
ほぼ断念に終わってしまい

自分の存在が荷物なだけ…


唯一の救いは
息子達と甥っ子は
仲良く遊んでくれて
室内施設などでも充分に
楽しんでくれていること

絶望感で
心が壊れかけて行くのがわかる中

子供達の笑顔には救われました


★   ★   ★

周りからは
家族の時間を大切にするためにも
旅行を継続する方向としましたが

介護の苦痛
天気
そして僅かでも残る下半身回復の可能性
子供達の楽しむ姿…

これらを総合して
1人で一晩色々考えて

次の日
子供達にも状況を説明して
まだ旅行を続けたいと言う気持も聞けたので

誰かに付き添ってもらい
私は帰ることを決意しました


帰るからには 
できる限りの治療をして貰い
リハビリに励んで
もう一度下半身を動かせるようにして
リベンジすること!

息子達にも
また来ようと何度も約束しました


付き添いは
本来妻がよかった訳ですが
まだ次男が1人では寝れないため
父に来て貰うことになりました


★   ★   ★

悪あがきです
少しでも前向きな発想を求めて


今回の旅行にかける思いが強すぎて
この旅行が終わった後
気が緩むことが少し気になってました

次の目標立てればいいだけなんですが


ただ治療の本番はこれからで
放射線治療で脊椎のダメージを軽減して
少しでも早く
転移した奴らを
化学療法で早急に撲滅すること!


ちょっと浮かれてたから

新たな試練が課せられたんだと


しっかり治してから楽しめよと

自分に言いきかせて



病院に向かうことにしました




旅行の力で免疫力あげたかった…