枚方市議会議員 ばんしょう映仁です。
3/5に行いました令和3年3月定例月議会の会派を代表しての質問をまとめます。
項目が多いので、分割してアップしています。
総合文化芸術センターにより多くの方に足を運んで頂くことが大前提。
その上で、お客様と街とを結びつける仕掛けづくりを!
総合文化芸術センターの開館後は、センターを中心に関係機関と連携した賑わいの創出に取り組むことで本市への来街者を増やし、枚方市駅周辺地域をはじめ、本市全体の活性化につなげるとのことですが、どのようなかたちで活性化したことを示す考えなのか、聞く。
活発に事業が展開されている文化施設の存在は、地域の活性化を促すと言われている。本市においても、総合文化芸術センターへの来館者が増えることで、移動に伴う消費や文化芸術活動が盛んになることによる関連サービス需要の拡大など、市駅周辺地域に留まらない経済効果が期待される。こうした観点から、総合文化芸術センターにおける活性化の「見える化」の一つとして、経済波及効果の測定を実施する予定。
なお、本市全体の活性化については、総合文化芸術センターを契機とする市駅周辺再整備を着実に実施することで、交流人口や来訪者の増加、本市のイメージアップ、民間投資の促進など、様々な効果につなげていきたいと考えている。
総合文化芸術センターにより多くの方に足を運んで頂くことが大前提。
その上で、お客様と街とを結びつける仕掛けづくりを!
いよいよ9月の開館が近づいてきました。外出自粛を求められる日々が続き、文化芸術への思いをより強くし、より心待ちにされている市民の声を多く頂いています。
今回は経済波及効果ということをお聞きしましたが、まずは、総合文化芸術センターにより多くの方が足を運んで頂いて、文化芸術を堪能して頂くということが大前提です。本市全体の活性化については、数値化して検証することは、とても大切であると思いますので、しっかりと実施して、また結果を公表するよう要望しました。
また、市駅周辺再整備の推進はさておき、足を運んで頂いた方と街とを結びつける仕掛けづくりが必要です。例えば、総合文化芸術センターを運営していくにあたってのデータを広く公開することで、事業者などに活用していただき、商業活性化に結びつけることも手段の一つであり、スマートシティ化という考え方の一つとして提案しました。
スポーツの力をまちのチカラに!「観るスポーツ」の推進を!
パナソニックパンサーズ @パナソニックアリーナ
市政運営方針からは、スポーツによって地域の活性化につなげていこうという意気込みは感じたところです。
では、パナソニックパンサーズやFCティアモ枚方をはじめとする地元スポーツチームへの愛着を深めることを、どのように地域活性化につなげていくのか、聞く。
市民が健康で活力のある人生を送るために、スポーツは重要な役割を担うものであり、このスポーツの持つ魅力を市民へ強く発信することができる地元スポーツチームは、本市にとって非常に貴重な存在であると認識している。
今後さらに、地元スポーツチームが活躍することにより、市外から多くのスポーツツーリストを呼び込むことができ、市内観光や食事など回遊してもらうことができれば、市内経済の活性化にもつながるものと考えている。
私は、地元のスポーツチームを、枚方市全体で応援していくことは、多くの市民が価値観を超えて、世代を超えて、感情を共有し、熱狂できる機会を提供できるものであり、それは健康・元気の源であり、地域の活性化そのものではないかと考えている。
こうしたことからも、「見るスポーツ」を更に推進するためには、市民にも、市外からもアクセスがよく、集いやすく、また、スポーツチームにとって活動しやすい場所の確保について検討していく必要があると考えるが、市長はどのようにお考えか?
本市スポーツ推進計画においても、「する」「観る」「支える」といった観点から、幅広くにぎわい創出のためのスポーツツーリズムの確立にも資するよう、アクセスのよいスポーツ活動の場づくりは必要であると認識している。
今後、まちづくりという観点でスポーツを捉え、事業者や市民の力を結集するなど、時代に応じた手法についても調査・検討を進める。
スポーツの力をまちのチカラに!「観るスポーツ」の推進を!
「観るスポーツ」への期待について、更に言うと、このコロナ禍の外出自粛を余儀なくされる中で、私たちは生活のつまらなさを感じたのではないでしょうか。人間らしさとは、不要不急の中にあるのではないかと思ったのではないないでしょうか。アフターコロナの時代には、障がい者スポーツも含めた「スポーツの力をまちのチカラに!」という考えのもと、一人ひとりの市民が笑顔のまちづくりへの提案としました。
「観るスポーツ」推進に向けた、市の施設の活用方法の整理を!
枚方市立陸上競技場・総合体育館
この件に関しては、過去にも我が会派の漆原議員からも質問させていただいてきた経緯もあるが、市の施設をプロスポーツなどの興行試合や各種イベントの実施などに幅広く利用することは、収益確保の面からも必要であると考える。また、その際は一般利用の機会をしっかり確保できるよう、利用料金に差をつけた形での利用が望ましいと考えるが、来年度どのような見直しを検討されるのか聞く。
市民の利用機会の確保に留意しながら、入場料を徴収するプロスポーツ等に幅広く利用していただくことができるよう、様々な観点を踏まえ検討を進める。
「観るスポーツ」推進に向けた、市の施設の活用方法の整理を!
市の施設をプロスポーツなどの興行試合や各種イベントの実施などに幅広く利用できるようにすることも必要ですし、また、その際は一般利用の機会をしっかり確保できるよう、利用料金に差をつけた形での利用が望ましいと考えます。