一人でも多くの子どもが安心して学校に行ける・生活できる環境を作りたい! 

安心して子育てできる環境なのか。

 

1.小・中学校の支援人材について

 

 今、子どもたちは学校で安心して学べる環境なのかというデータがありました。平成30年度決算の資料によれば、いじめの認知件数は小中学校合わせて789件です。また、暴力行為についても、減少しているものの、小中学校合わせて320件あるというデータがあります。教職員の非常に多くの時間が生徒指導に割かれている状況だと思われます。

 小・中学校の支援人材の状況を確認しました。

 

①ばんしょうの質問
 文部科学省では、スクールロイヤーの配置を進めるとの報告がありました。スクールロイヤーとはどのような人が担い、どのようなことをされているのか、また、本市での配置の方向性と課題認識についてお伺いします。
 また、所信表明では、スクールソーシャルワーカーの全中学校区への配置を行う方向性が示されました。改めて、スクールソーシャルワーカーの役割と、また、本市における配置状況と課題認識についてお伺いします。
①市の答弁

 スクールロイヤーとは、学校の教育活動に深い見識を持ち、学校における相談、援助活動の経験のある弁護士であり、大阪府教育委員会においては、スクールロイヤーによる「いじめ予防出張授業」や学校の管理職、生徒指導主事を対象にした教育相談を実施する事業を行い、いじめ防止教育の推進を図っています。本市においても、多様化・複雑化する課題解決に向けて本市独自のスクールロイヤーの配置を検討しているところであり、配置にあたっては、教育行政及び学校現場を熟知し、スクールソーシャルワークの視点を併せ持つ人材の確保が不可欠であると認識しております。

 スクールソーシャルワーカーとは、学校と関係機関との連携のコーディネートなどを行い、教職員と協働して子どもの置かれた環境に対して働きかけ、子どもや保護者を適切に支援する人材です。現在、スクールソーシャルワーカースーパーバイザー1名の配置に加え、スクールソーシャルワーカー7名を7中学校区に配置しています。課題としましては、経験豊富で専門性がより高い人材の確保と認識しています。
②ばんしょうの質問
 教職員やソーシャルスクールワーカーが、課題を発見したときには、福祉部門と連携する仕組みになっているはずですが、その仕組みと課題認識についてお伺いします。
②市の答弁

 福祉と連携する仕組みとしましては、子ども青少年部子ども青少年政策課と学校教育部児童生徒支援室を兼務する「枚方市子どもの未来応援コーディネーター」を配置しており、学校からの相談内容に応じて、コーディネーターが福祉分野の制度など必要な情報提供を行うとともに、関係部署や関係機関へのつなぎを行っています。
 課題としましては、学校と関係機関等をつなぐ「枚方市子どもの未来応援コーディネーター」の取組の更なる充実と認識しております。

③ばんしょうの質問

 「更なる充実と認識」されているようですが、改めて教育委員会と福祉担当部署との連携は十分できているという認識でしょうか、教育長にお聞きします。

③教育長の答弁

 子どもが抱える課題解決のためには、教育と福祉の連携は重要であると認識しており、これまで「枚方市子どもの未来応援コーディネーター」の配置に加え、スクールソーシャルワーカーを拡充して配置してきました。今後も更なる連携強化が必要であると認識しています。

ばんしょうの視点
 継続して、支援人材の人材確保とともに、支援人材の方々が最大限に動いて頂けるよう、教育長のご認識の通り、教育・福祉の連携の強化を図るとともに、今、様々な役割を持った方が学校に入っておられますので、各教職員がそれぞれの支援人材の役割を理解して活用できるよう、研修会の開催などの場の設定についても検討して頂くよう、併せて要望します。子どもたちがより安心して生活できる環境をつくる取り組みを、心ひとつにどうぞお願いします。

 

 
【付録】
学校をプラットフォームとした総合的な対応
学校をプラットフォームとした総合的な対応