柳家小三治門下、古典落語の本格派・柳家一琴が扇子を小刀に持ち替えて、古今の名人から文豪、楽聖、花鳥風月まで切りまくります。昨年に続いて2回目の開催です。5月5日には展示会場にて落語会を開催。会期中は全日14~17時在廊予定(変更の場合あり。本ページにて速報)です。
柳家一琴切り絵展「切って候」
4月24日(木)~5月6日(火・祝)
(5月5日は落語会<後述>のため予約者のみ入場可)。
11時~19時(最終日は17時まで) 水曜(4月30日)定休 入場無料
国立・ギャラリービブリオ(築半世紀の木造民家を改装した畳敷きの画廊)
〒186-0004 国立市中1-10-38 042-511-4368(電話)
http://www.gbiblio.jp/
2回目の開催。それまで余興で「紙切り」を披露したりホームページ等に切り絵作品をアップすることはありましたが、昨年のゴールデンウィークに初めての展示会を開催しました。テーマは古今の寄席演芸からアイドル、プロレス、特撮、花鳥風月。そして今回は新ジャンルとして、文豪、楽聖などが加わりました。。ステージ上で観客のリクエストに応じて白い紙にハサミで切る寄席演芸の「紙切り」とは異なり、基本的に黒い紙をカッターで切って制作しています。展示会では約40作品を展示予定です。
【一例】
師匠である「十代目柳家小三治」。本展覧会のメインビジュアル。
「主戦場」である「新宿末廣亭」。
古典落語の定番中の定番「寿限無」をはじめとする寄席文字シリーズ。
吹奏楽部時代、幾度となく演奏したベートーベンをはじめとする「楽聖」シリーズ。
そして夢中になって読んだ芥川龍之介をはじめとする文豪シリーズ
そして今回の目玉の一つが「東海道五十三次」。「五十三次」ということは53枚。去年の展示作品40点だった会場にどうやって展示するか。それはこれからの課題ですが…。
その全作品は一琴師匠がアニメーションにしたので下のサムネイルをクリックしてご覧ください。
↑↑クリックすると完全版↑↑
昨年の展示の様子は下の写真をクリックしてください。取材に来てくれたYAHOOニュースの記事に飛びます。
↑↑クリックすると去年の記事↑↑
柳家一琴(やなぎや・いっきん)=1967年(昭和42年)京都生まれ大阪育ち。江戸前の古典落語の正統派ながら意外にも関西出身。 1988年十代目柳家小三治(のちに人間国宝。1939~2021)に入門。2001年に真打昇進、柳家一琴に。
イラスト=いしかわじゅん
-----在廊について-------
会期中は全日14~17時在廊予定(変更の場合あり。本ページにて速報)です。
昨年個展の在廊時、お客様との記念写真(一琴師匠のSNSより)。
<記念イベント>
柳家一琴ビブリオ落語会
5月5日(月・祝)14時開演(開場は13時30分)
出演= 柳家一琴、古典落語三席申し上げ候
木戸銭 2,500円
要予約。ご予約は会場まで
展示室での落語会です。当日は落語会にご参加のお客様以外は入場できませんのでご注意ください。落語会にご参加のお客様は終演後にゆっくり作品をご覧いただけます。
<余談 柳家一琴師匠と私>
柳家一琴師匠とは20年超の付き合い。最初にお会いしたのは国立のコンビニ。くにたち市民芸術小ホールの隣。現在人気のパン屋さん「プチアンジュ」の場所にあったファミマでした。
2004年の2月。立川志らく師匠目当てで行った「新春くにたち寄席」。例によってせっかちな私は開場時間の30分以上前に芸小ホールについてしまい、のども渇いたのでお茶でも買おうとファミマに向かいました。僕の前にファミマに入った男性がいました。茶色いセーターに同系色のコーデュロイパンツ。
そして開場。妻や長男・虎太郎(当時中2)とは客席で待ち合わせ。開幕し、2番目に登場したのがさっきファミマでお弁当を買っていたお兄さんでした。「あらぁイイお顔だわ」とつぶやく妻。確かに、見るからに明るく陽気な福相。演目は「勘定板」でした。顔だけじゃなくよく通るテノール。
その時の「勘定板」がよかったの。
要はウ〇コの話なんだけど下品にならずにひたすらおかしい。そしてさわやか。すっかりファンになった私は寄席、落語会、芝居、映画、とずいぶん行きました。軽妙な滑稽噺もいいけど重厚な話もいい。大人(たいじん)の風があるから「柳田格之進」なんて涙が出るほどいい。雪の湯島の切通しで格之進と徳兵衛が再会するシーンなんて一幅の名画のようです。
〈柳家一琴師匠TV出演情報〉
さだまさしさんが深夜に喋りまくる「今夜も生でさだまさし」の春のスペシャルに出演します。
「スペシャル 生さだデラックス!2025」
初回放送日:2025年3月16日(日) 午前0:10〜午前3:00
↑↑ 番組詳細は画像をクリック ↑↑
柳家一琴切り絵展「切って候Ⅱ」
4月24日(木)~5月6日(火・祝)
(5月5日は落語会<後述>のため予約者のみ入場可)。
11時~19時(最終日は17時まで) 水曜(5月1日)定休 入場無料
国立・ギャラリービブリオ(築半世紀の木造民家を改装した畳敷きの画廊)
〒186-0004 国立市中1-10-38 042-511-4368(電話)
会期中は全日14~17時在廊予定(変更の場合あり。本ページにて速報)です。
<記念イベント>
柳家一琴ビブリオ落語会
5月5日(月・祝)14時開演(開場は13時30分)
木戸銭 2,500円
要予約。ご予約は会場まで
・・・・・もうすぐ開催・・・・・・・
4月5日(土)
中川五郎×蓮沼ラビィライブ「歌を刻む」
↑↑ 詳細は画像をクリック ↑↑
4/19(土)、20(日)
「YO-EN唄会 黄昏に恋して㉒ 2DAYS」
↑↑ 詳細は画像をクリック ↑↑
・・・・・協力企画・・・・・・・
4月12日(土)
「YO-ENライブ『 詩人 八木重吉を歌で紡ぐ』」(at 高円寺「本の長屋」)
↑↑ 詳細は画像をクリック ↑↑
老生の昔語り。編集者時代に謦咳に接した作家の想い出について書いた「昔日の一葉」。
↑↑ 詳細は画像をクリック! ↑↑
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ギャラリービブリオ公式サイト
↑クリック!!
国立駅前。展示、ワークショップ会議にご活用ください。レンタルスペース、貸会議室も。
御用の節は上記公式サイトの申し込みフォーム、または・・・、こちらをクリックしてメールください。