国立名物「俳画カレンダー」令和4年版
10月。ようやく秋らしくなってきました。
お待たせしました。いまや国立名物の俳画カレンダー、今年も登場です。季節の俳句に味のあるイラストを添えた「俳画」のカレンダー。
国立在住の作家・嵐山光三郎さんと盟友の南伸坊さん、浅生ハルミンさんの三粋人による決定版。
このトリオで7年目の今回。
1月は南伸坊作品。
2月は嵐山光三郎作品。
3月は浅生ハルミン作品。
以降、この順番に四巡。
寸法は左右118ミリ 天地234ミリ 最高級アート紙使用で13頁。
一頁は表紙。コンパクトな壁掛け式。
定価は1,000円(税込)。
11月1日発売。
〔追記〕
本商品は国立限定発売。国立随一の老舗書店・増田書店と駅ビル書店のPAPERWALLnonowa国立店、旧国立駅舎「まち案内所」にて扱ってもらっています。
国立まで来にくい方は通販対応もあります(数に限りがあります)。
ギャラリービブリオの通販サイト「ギャラリービブリオベース店」にて販売しています。
各種クレジットカード、ペイペイ、銀行振り込み等、対応しています。
企画制作はギャラリービブリオ。3氏がお友達に贈るほかは国立市内の企業、お店のノベリティとしての一括採用がほとんど。店頭では上記3店以外のお店でほとんどは売ってない激レア国立限定商品です。
〔余談〕 ちょっと長いです。
このカレンダーの始まりは僕の編集者時代。20世紀の終わりころです。
その頃僕は「月刊・書店経営」という雑誌をワンオペで作っていました。当時の表紙は前任編集者からの継続で航空会社や大手飲料メーカーなどの広告媒体で活躍するイラストレーターの作品をつかっていました。ちょっとヨーロッパ調のテイストでとても洒落たものだったのだけど、それも4年目に入り「もうそろそろ」という感じでした。
「次は和テイスト」というのが僕の中にありました。そこで思い付いたのが「俳画」です。そのころ嵐山氏は毎冬、銀座の「路地裏画廊」というギャラリーで「路地裏俳画展」というイベントを主宰されてました。お友達のアーティストや担当編集者が俳画を色紙を描き、それを集めて銀座でグループ展をするというお大尽遊びです。上は山本容子、林静一、安西水丸、南伸坊の各画伯から下は・・・僕まで。
そうだ、俳画だ。
それまでの仕事でもお世話になっていた嵐山光三郎、安西水丸、南伸坊の3先生にお願いしました。それも「月刊・書店経営」なので「本」をテーマとする俳句という面倒な縛りで。お三人とも「そんなヘンな依頼は初めてだ」と笑いつつも快諾してくださいました。ちなみにその時いろいろ助けてくれた当時の嵐山氏の秘書のチエちゃんは、現在の人気作家・石田千さんです。
用紙にも気を遣い、コート紙ながらも色紙のテイストに近いマットコートのちょっと高い用紙を使いました。表紙は当然ながら大好評。「切り取って額に入れて飾っている」という読者の声もよく聴きました。
3人のローテーションが一回りする3年でシリーズは終了しました。
そのシリーズ中だったか終わった後だったか、ギャラリーエソラ(喫茶キャットフィッシュ)店主の故・関マスヲさんから電話がありました。いつごろかは覚えてないのに出張中の広島駅でその電話をうけたことはよく覚えています。
「あの表紙さぁ、カレンダーにしたら面白いよね。調べたら俳画のカレンダーってないんだよね」
それが発端。
発行したら期待以上の大評判で、たちまち「国立名物」になりました。そして表紙のストックの3年分が終わった後も「描き下ろし」で継続しました。
2014年、安西水丸さんが逝去された後は紅一点の浅生ハルミンさんにお願いし、現在にいたります。そしてずっと共同作業で作っていたギャラリーエソラ店主の関マスヲさんが2015年に亡くなったあとはギャラリービブリオで作っています。
・・・・・・・・・公開中・・・・・・・・・・・・・・
当ビブリオが「美術協力」したミュージックビデオ「わたしはわるい人間だもの」、YOUTUBEで無料公開中です。
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・・・・・・・・・・・・もうすぐ開催・・・・・・・・・・・・・・
10月23日(土)13時~19時
10月24日(日)11時~17時
「Handicraft Artist展~ものがたり~」
10月23日(土)
10月24日(日)
「二名良日の秋アジサイのリースワークショップ2021in東京国立市」
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11/11(木)〜11/23(火)
銭湯絵師 丸山清人個展2021
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