映画「母性」を観ました。
原作を読んでませんが、湊かなえさんならこう表現するんだろうな、と想像を膨らませながらの鑑賞で、楽しく観ることができましたニコニコ
「母性」については、作品鑑賞中、ずっと自分の経験について考えていました。
私が長女を産んだのは、母子同室の産院で、出産直後には看護師さんが赤ちゃんを部屋に連れてきました。
そのとき、娘を手渡された時に、思わず手を離したい衝動が起こりました。一人の命を預かる責任がのしかかってきて、怖かったんです。
でも、すぐにその気持をはねのけて、自分の胸に抱いた赤ちゃんが、小さくて、やわらかくて、頼りなくて‥。
その時に初めて「母性」というものが湧き上がったような気がします。
それからは、この赤ちゃんのために出来ることはなんだろう?と、必死で育児書を見ながら育ててきました。
その頃主人は、転職したてで、毎日夜は深夜まで、休みもほとんどなく、自分の母親からは一切子育てには手伝わない、と宣言されていたので、ほんとに、孤独な子育てでしたが、あの一瞬の手を離そうとした感情から、すぐに子どもへの愛情が湧き出た、あの気持を忘れずに、三人育ててきました。

女は損だ、って子供の頃からずっと思ってきましたが、いろんな感情の変化が味わえる、不思議な生き物だと思います。
今となっては、母になるチャンスをくれて、モラハラ夫にも感謝していますひらめき

映画の話に戻りますが、大地真央さんの変わらぬ美しさに驚きましたひらめき
やっぱり、映画は映画館で、色々瞑想しながら観るのが楽しいですニコニコ