お客様からよくある疑問、質問にお答えします。(VOL2) | ポテトめガネの創業者 亀ちゃんのブログ

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ポテトめガネの創業者が、ってまあ、私のことですけどね、
その私が日常で感じた事やメガネ業界に入ってからの奮闘記やら
いろいろと書いています。たまにふざけた事も書いてます。

みなさんこんにちは!

 

前回の続きです。

 

個人店と量販店のメガネの価格。

 

量販店に比べて個人店は高い、という疑問。

 

前回では、

ただ単純に物が違うから価格差がある、という答えでした。

 

でも、本当はもっと複雑な理由があるんです。

 

物が違えば価格は違う、とういう単純明快な理由だけではないんです。

 

ということで、ここでみなさんにも質問をさせてください。

 

 

質問1)まったく同じコーヒー豆と水で淹れた一杯1,000円のコーヒー。

 

A;私が淹れたコーヒー。

 

   B;キムタクが淹れたコーヒー。

 

あなたはどっちのコーヒーに1,000円払いますか?

 

 

質問2)まったく同じコーヒー豆と水で淹れた一杯1,000円のコーヒー。

 

  A;テイクアウトのコーヒー。

 

  B;銀座の喫茶店のコーヒー。

 

あなたはどっちのコーヒーなら高いと感じませんか?

 

質問3)まったく同じ豆と水で淹れた一杯1,000円のコーヒー。

 

     A;アルバイト店員が淹れたコーヒー。

 

     B;一流のバイリスタが淹れたコーヒー。

 

あなたはどっちのコーヒーに1,000円の価値があると思いますか?

 

もうお分かりですよね。

 

物の価格は、ただ単純に品物だけで決まるものではないっていうことなんです。

 

ただ単純に品物だけを販売するのなら安い価格のほうがいいかもしれません。

 

でも物の価値っていろんな付加価値があるから単純に価格だけでは比べられないんです。

 

VOL1で書いた冷蔵庫の価格もそうですが、

もちろん同じメーカーの同じ冷蔵庫なら安いほうがいいかもしれません。

なので、電気量販店のほうが安い。

 

でも、後々のアフターケアとかを考えると、

近所の電気屋さんのほうが多少高くても何かあった時にすぐに来てくれる。

とか、

ついでに他の電気製品の不具合なんかも気軽にみてくれる。

とか、

そんなことなんかを考えたらその価格差は気にならないかもしれません。

 

まさに、すぐに来てくれる、ついでに○○してもらえる、という付加価値ですよね。

 

メガネ屋の場合は、むしろ、

物そのものの価値よりも付加価値や付属価値のほうが大きい職種かもしれません。

 

度数検査やフレーム調整などの技術力。

                    使用する用途に最適なレンズの提案力。

ファッション的なアドバイス。

後々のアフターケア、フレーム調整。

 

フレーム調整に関しては、

例えば、そのお店のお客様であれば、後々のフレーム調整などは、

ほとんどの個人店は永年無料でされていると思います。

 

仮に、フレーム調整一回につき2,000円頂いたとしたら、

お客様が年に二回、調整をしてもらったとしたら4,000円です。

 

3年間だと12,000円。

5年間だと20,000円。

 

もちろん有料の調整もありますが、

そのお店で可能な調整だったらほとんどの個人店は無料でされていると思います。

 

メガネの価格は

単純に物そのものの価値の価格差もありますが、

実は目に見えない、付加価値、付属価値での価格差もあるということなんです。

 

自分の顔の真ん中に掛けるメガネです。

 

自分の顔の一部になるメガネです。

 

自分を着飾るアイテムです。

 

技術のしっかりしたメガネ屋さん。

 

的確な提案、アドバイスをしてくれるメガネ屋さん。

 

そしてなにより、

ファッション的なアドバイスもできるお店や店員さんなら安心ですよね。

 

 

それでは今日はこのへんで終わります。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

POTATO MEGANE Inc.

(ポテトめガネのホームページ)

 

 

付加価値と付属価値については下に貼り付けているブログでも書いています。

よかったら見てくださいね。